どんなに離れて暮らしていても、気になってしまうのが「親の健康」。その気持ち、作って送れば、保存しておける「親つく」料理でカタチにしてみませんか? 今回は、そんな「親つく」を20年余り実践してきた料理研究家・林幸子さんの著書『介護じゃないけど、やっぱり心配だから 親に作って届けたい、つくりおき』から、親子の心もつなぐレシピと作り方のコツを連載形式で紹介します。
「基本のみそ玉」
好みのみそと粉がつおを練り混ぜて、具を加えて小さな茶巾包みに。
お湯を注いで混ぜたら、おみそ汁!
うちの味のみそ玉は小さいけれど、大きないやしをもたらすスグレものです。
材料(5~6杯分)
みそベース(1単位:みそ......大さじ4、粉がつお......大さじ1)
塩蔵わかめ......10~15g
長ねぎ......10cm
作り方
1.ボウルにみそと粉がつおを入れ、ゴムベラでよく練り混ぜ、みそベースを作る。
2.塩蔵わかめは洗ってすぐに水気をしぼり、幅5mm~1cmに切る。長ねぎは縦八つ割りにし、端から幅5mm~1cmに切る。
3.ボウルに1と2を入れて合わせ、練り混ぜる。
4.6等分に分けてラップで茶巾にしぼって包む。
5.ビニタイなどで結んで閉じて保存容器に入れる。
容器
・ラップ茶巾包み+保存容器
保存
・冷蔵庫で保存する
賞味期限
・冷蔵で約2週間
料理で親の健康をフォローできる『親つく』記事リストはこちら!
メインおかずからおやつまで、約80の「親つく」レシピが掲載。調理に役立つコツがまとめられた7つのコラムも