あなたの脳年齢は何歳? 「片足立ち診断法」で脳の老化度をセルフチェック!

脳の若返りは
日々の生活習慣から!

脳は加齢と共に縮み、物忘れが増える、集中力が続かなくなる、無配慮になるなど、脳の老化が起こります。

「うまくできなくても、もう年だからと、あきらめてはダメ。日々の生活習慣を少し変えるだけで、脳を活性化させ、若返らせることができます。脳を鍛えれば運動機能やバランス感覚が向上し、転倒予防にも。体にも心にも良いのです」と西剛志さん。

まずは、目を閉じて片足立ち(下記参照)で脳年齢を確認してみましょう。

30秒以上立てれば脳は若々しい状態です。

もし立てなくても、30秒以上立てるように練習することで脳を鍛えることができます。

脳にいい習慣と併せて、取り組んでみましょう。

いまの脳年齢は何歳?
「片足立ち診断法」で脳の老化度をチェック

あなたの脳年齢は何歳? 「片足立ち診断法」で脳の老化度をセルフチェック! 2509_P022.jpg

<やり方>

周囲に危険なものがない場所で立ち、両手はラクに下げる。無理のない範囲で行うようにしましょう。
両目を閉じ、上げやすい方の足を上げる(高さや位置は自由)。軸足がズレたり、上げた足が床につくまでの秒数を数える。

<脳年齢は?>
30秒未満の人は、脳の老化が進んでいます。このチェックを毎日続けることで、脳を鍛えることができます。30秒以上を目指して、1日1度のチェックを習慣化しましょう。

80代→平均2.9秒
70代→平均4.5秒
60代→平均9.4秒
50代→平均23.7秒
40代→平均32.9秒
30代→平均58.8秒

 

<教えてくれた人>

脳科学者 西 剛志(にし・たけゆき)さん

工学博士・分子生物学者。東京工業大学大学院非常勤講師や特許庁を経て、2008年に成功する人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。『増量版80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)などの著書はシリーズ累計42万部を突破。

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『増量版80歳でも脳が老化しない人がやっていること』/アスコム

この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年9月号に掲載の情報です。

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