(3)コンロの油汚れはアルカリ+アルコールの特製洗剤で落とす
<作り方>
アルカリ性洗剤と消毒用アルコール(エタノールなど)を7:3の割合で混ぜれば、特製洗剤が完成。アルコールが洗剤の染み込みを助け、油汚れを落としやすくしてくれます。

コンロはごとくを外し、油汚れが気になる部分に、特製洗剤をハケで塗り伸ばす。汚れが強いところは、何度か塗り重ねて。

15~30分ほど時間を置き、様子を見る。汚れが落ちにくいところは、コゲ取りスポンジでこする。頑固な汚れは再度特製洗剤を塗り、ラップでパックして3時間ほど置くと効果的。

コンロ全体に特製洗剤を塗り、水アカ落としスポンジに水を含ませて洗う。細かな部分はブラシを使って汚れをこそげ取るようにするとキレイに。

天板は、ステンレスであれば特製洗剤+コゲ取りスポンジで軽くこすり洗いを。大理石など天然素材の場合は、それぞれの取扱説明書に記載された掃除方法で汚れを落として。



水で濡らした雑巾で、全体を拭き上げれば完成!
(4)カベの油汚れは浮かせて削る
(3)で使った特製洗剤を、油汚れが付着したカベにハケで塗り広げ、15分ほど時間を置く。油汚れが浮いてきたら、ヘラ(使わなくなったカードなどでも可)を使い、削るようにして取り除けばOK。

水で濡らした雑巾で仕上げ拭きをし、乾いたら、シリコンスプレーを吹き付ける。シリコンの効果で汚れが付きにくくなり、軽く拭いただけで油汚れが落ちるようになる。


シリコンスプレーは、100円ショップの自転車用品売り場でも売っています
(5)ココからプロのひと手間!!シンクの仕上げ磨きはゴム手袋で!
ゴム手袋をし、クレンザーをたっぷりと取る。

クレンザーを円を描きながらこすりつけるようなイメージで、シンク内を磨きます

クレンザーがシンク表面を削り、手袋にグレーの汚れが付くくらいまで磨いたらOK !

水でクレンザーを洗い流せば終了。磨いた部分は、クレンザーの効果でしばらく水や汚れをはじくようになる。

汚れが付きにくいシンクが完成します!
この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年7月号に掲載の情報です。
構成・取材・文/和栗 恵 撮影/齋藤ジン イラスト/とつかりょうこ




