オードリー・ヘップバーン美しさの秘密!永遠の妖精が何よりも大事にしたこと

世界中から愛され続ける女優、オードリー・ヘップバーン。実は、妖精ともうたわれるその容貌に、コンプレックスを感じていたそうです。銀幕の向こう側で抱えていた葛藤、仕事と家庭の両立、死について、など彼女の言葉がまとめられた『オードリー・ヘップバーンの言葉』(山口路子/大和書房)から、現代の女性たちが共感できるオードリーの名言を連載形式でお届けします。

pixta_57260575_S.jpg

白髪は染めない


年とともに自分が変わっていくのがわかります。でもそれを直視しなければ。みんなが経験することですから。


オードリーは、美しさを保つためにもちろん、できる範囲でのことはしていたでしょうが、加齢による変化に、むやみに抵抗することはなく、髪も染めなかったから、五十代にもなると、あちこちに白髪が目立つようになりました。皺だって増えました。

マスコミは『ローマの休日』の妖精がすっかり年をとったことを書きたてましたが、オードリーはそのことに対しては超然としていました。

目じりや唇のわきの皺を隠そうともせず、「これは笑い皺です。笑いほど嬉しい贈り物はありません」と微笑みました。

オードリーの年齢の重ね方は、ほんとうに自然なものでした。

六十代になって、さらに白髪も皺も増えたけれど、美しさは損なわれることなく、それは、アンチエイジングという言葉がすっかり色褪せてしまうような、毅然とした年齢の重ね方でした。

笑顔が幸福を引き寄せる


この世で一番すてきなことは笑うことだって本気で思います。


オードリー・ヘップバーンといって、まず思い浮かぶ顔は、やはり笑顔でしょう。それも、とびきりの笑顔。

オードリーが、若いころから亡くなる直前まで、もっとも大切にしていた美徳のひとつは「笑うこと」です。

その場に「笑い」があることが重要、笑わせてくれる人が大好き。愛する人の笑顔がなにより嬉しい。

笑いについては、色々なところで、そのすばらしさについて語っています。「笑えば、たいがいのことは忘れられる。笑うことは、どんな薬よりも効くの。笑いって人間に一番大切なものじゃないかしら」

オードリーは好んでロマンティック・コメディに出演しましたが、それは「笑い」が好きだったからだし、年をとってからの「笑い皺」は、たくさん笑ったことの証明だから自慢でもあったし、死の数日前まで、愛する人たちを笑わせようとしていました。「私のために笑って」と言っていました。

「笑うこと」、これはオードリーの美に欠かせない、とても大切な要素だったのです。

「美しさ」とは何か?『オードリー・ヘップバーンの言葉』記事リストはこちら!

054-syoei-odrori1.jpg美・愛・仕事・人生・使命の5つをテーマに、大女優オードリー・ヘップバーンが残した人生のヒントがつづられています

 

山口路子(やまぐち・みちこ)

1966年生まれ。作家。「ミューズ」「言葉との出逢い」「絵画と個人的な関係」をテーマに執筆。著書に『美神の恋~画家に愛されたモデルたち』(新人物文庫)、『美男子美術館』(徳間書店)、『軽井沢婦人』(講談社)など。2015年より朗読と音楽のコラボ『語りと歌のコンサート』や『山口路子のミューズサロン』を開催。

shoei.jpg

『オードリー・ヘップバーンの言葉』

(山口路子/大和書房)

永遠の妖精と称され、気品わふれるオードリー・ヘップバーン。時代は変わったとしても、彼女に魅了される人は増え続けています。その秘密は、生き方や考え方からくる内なる美しさ。オードリーの言葉は、あなたの人生を変えるきっかけを与えてくれるはず。

※この記事は『オードリー・ヘップバーンの言葉』(山口路子/大和書房)からの抜粋です。
PAGE TOP