ピリ辛×甘酸っぱさで食が進む!初夏に味わいたいスタミナ満点の「トマトと牛肉のピリ辛炒め」!

少しずつ暑い日が増え、みずみずしさを感じられる野菜が恋しい季節になってきました。これからじめじめとした日々の続く梅雨、そして夏と、体力を奪われる時期へと突入します。そんな中で夏バテしてしまわないよう、しっかりと体力をつけておきたいところ。

『3分クッキング』2025年6月号の巻頭特集は、「トマト・ピーマン・かぼちゃ 初夏の3大緑黄色野菜の元気おかず」。中でも気になったのが、にらとトマトいう今の時期だからこその旬野菜を掛け合わせた「トマトと牛肉のピリ辛炒め」。

トマトにはビタミンCやリコピン、βカロテンなど抗酸化作用や皮膚の健康維持に役立つ成分がたっぷり!また、にらもビタミンCやβカロテン、ビタミンEなどが豊富で強い抗酸化作用を持っています。さらに牛肉には鉄分がたっぷり含まれていて、まさに夏を乗り切る体力をつけるのにぴったりのメニュー! これはぜひとも取り入れたい!ということで、早速作ってみることにしました。

ピリ辛×甘酸っぱさで食が進む!初夏に味わいたいスタミナ満点の「トマトと牛肉のピリ辛炒め」! トマトと牛肉のピリ辛炒め_画像.JPG

豆板醤の辛さが甘酸っぱいトマトと好相性
トマトと牛肉のピリ辛炒め

材料(2人分)

トマト......(大)2個(400g)
牛肉(切り落とし)......200g
(塩、こしょう各少々 片栗粉小さじ1)
にら......1/3わ(30g)
酒......大さじ1
合わせ調味料
おろしにんにく......1/2かけ分
豆板醤......小さじ1/3
みりん......大さじ1
しょうゆ......小さじ2
●ごま油

作り方
1 トマトは6つ割りに、にらは4センチ長さに切る。牛肉は塩、こしょうをふり、片栗粉をまぶす。合わせ調味料の材料は混ぜる。
2 フライパンにごま油小さじ2を熱し、牛肉を1分ほど炒める。トマトを加え、トマトの皮がはじけるまで1分30秒ほど炒め、酒をふり、さっと混ぜる。
3 合わせ調味料、にらを順に加え、そのつど炒め合わせる。

◇◇◇

トマトの甘酸っぱさと豆板醤のピリッとした辛さ、にらの香り、牛肉のコク深いうまみが見事に調和し、後を引くおいしさに。トマトを炒めすぎないことでみずみずしさが残り、重くなりすぎないのも嬉しいポイントです。奥に潜んでいるにんにくのパンチある風味がまたいい味を出しています。

βカロテンやリコピンは油と一緒に摂ると吸収率がアップするため、取り入れたい組み合わせです。旬が重なる今だからこその「トマトと牛肉のピリ辛炒め」、ぜひ味わってみてください。

調理・文/月乃雫

 
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『3分クッキング』6月号

トマト・ピーマン・かぼちゃ…3大緑黄色野菜の元気おかず

今月の特集はトマト、ピーマン、かぼちゃの「3大緑黄色野菜の元気おかず」。栄養豊富な旬の野菜をたっぷり食べられるレシピが勢ぞろいします。トマトはピリ辛味やオイスターソースをあわせて、ピーマンはつくねや肉巻きに、かぼちゃはレンジバーグやすき煮に。まとめてたくさん買った時に下ごしらえしてから保存するアイデアも必見です。 大ボリュームの別冊付録は、豆腐、卵、もやしを活用した「節約おかず50」。 好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「梅シロップ」、大庭英子先生の連載「大人の1皿ひとりごはん」は「あぶ玉丼」です。

※この記事は『3分クッキング6月号』からの抜粋です。
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