レンチンで簡単!柚子こしょうのピリッと感がクセになる「柚子こしょうチキンロール」

暑い時期に重宝するメニューのひとつに「さっぱりしつつ、しっかりと栄養が摂れるおかず」があります。体が疲れた状態でこってりしたものを食べると、消化不良を起こして体調を崩してしまうことも。『3分クッキング』2024年9月号の巻頭特集「簡単で豪華に見える 鶏胸・豚こまの絶品おかず」の中に、そんな日に役立ちそうな気になるレシピを発見しました。電子レンジ調理で作れる「柚子こしょうチキンロール」です。

低脂質かつ低糖質でたんぱく質がしっかり摂れる鶏胸肉、栄養たっぷりのパプリカとアスパラで作る、見た目も爽やかで美しい一品。パプリカには強い抗酸化作用を持つビタミンCやカロテンが、アスパラガスには疲労回復や体力アップ効果が期待できるアスパラギン酸やビタミン類が豊富に含まれていて、体力が奪われがちな今の季節にぴったり! そこで、早速作ってみることにしました。

レンチンで簡単!柚子こしょうのピリッと感がクセになる「柚子こしょうチキンロール」 柚子こしょうチキンロール_画像.JPG

爽やかな辛みが引き立つ
柚子こしょうチキンロール

材料(2人分)

鶏胸肉(皮なし)......1枚(250g)  
(塩小さじ1/3 こしょう少々)  
グリーンアスパラガス......2本(40g)  
パプリカ(黄)......1/4個(40g)  
柚子こしょう......小さじ1

作り方
1 鶏肉は厚い部分に切り込みを入れて開き、めん棒などでたたいて薄くのばす。両面に塩、こしょうをふる。
2 アスパラガスは根元を少し落とし、ピーラーで下1/3ほど皮をむく。パプリカはヘタと種を除いて縦1cm幅に切る。
3 鶏肉の片面に柚子こしょうをぬり広げ、2をのせて端からくるくると巻く。ラップでぴっちりと包んで耐熱皿にのせ、電子レンジ(600W)に 2分かける。いったんとり出して返し、さらに電子レンジに1分30秒かける。とり出してラップをはずし、食べやすく切り分ける。
※柚子こしょうを使わないで同様に作り、食べるときにレモン汁大さじ1/2をかけてもおいしい。

◇◇◇

味つけは塩こしょうと柚子こしょうのみと非常にシンプルですが、柚子こしょうのピリッとした辛さ、フルーティーな爽やかさがみずみずしい野菜と相性抜群! 鶏肉も胸肉を使うことでボリューミーになりすぎず、非常にバランスの取れた味わいとなっていました。電子レンジ調理で火を使わずにできるところもポイント高い!

また、柚子こしょうをカレー粉に変えるなどのアレンジもしやすく、これひとつ知っておくと一気にバリエーションが広がりそうです。レモン汁を絞って食べてもおいしいとのこと。まだまだ暑いこの季節、さっぱり系おかずに鶏胸肉をフル活用してみませんか?

調理・文/月乃雫

 
3分クッキング2024年9月号紹介文

『3分クッキング』9月号

家計の味方、鶏胸肉と豚こま肉の絶品おかず特集

第1特集は「簡単で豪華に見える 鶏胸・豚こまの絶品おかず」。鶏胸はしっとりジューシーに仕上がる失敗知らずのコツを、豚こまはまとめたり丸めたりして華やかに変身するレシピをたっぷり掲載。たくさん買ったときの便利な保存法も。「これが鶏胸!?」「本当に豚こま!?」と驚くこと請け合いです。 大ボリュームの別冊付録は「人気料理家のじゃが芋のベストおかず50」。 好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「トマトラー油」、大庭英子先生の連載「大人の1皿ひとりごはん」は「麻婆豆腐丼」です。

※この記事は『3分クッキング9月号』からの抜粋です。
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