梅雨明けはしたものの、湿度の高い日本では年間を通してカビ対策が必要なことをご存じですか? そこで今回はカビや菌を増やさない掃除やちょっとした生活の知恵をご紹介します。今回はお掃除スペシャリストのAyakaさんに、除菌掃除の強い味方になってくれる2つの洗剤について教えていただきました。
「オキシづけ」は"ほったら家事"の強い味方
「オキシクリーン」とはアメリカ生まれの漂白剤入り酸素系洗濯洗剤のこと。油汚れ、水あか、黄ばみや黒ずみ...とさまざまな汚れを落とせるだけでなく、の洗浄力の高さから日常のさまざまな掃除にも使われるようになりました。
中でもおすすめは、お湯で薄めたオキシクリーンに汚れものをつける「オキシづけ」。
「たとえば排水口の細かいパーツを一つずつブラシでこすり洗いするのは手間もかかるし、腕も疲れますよね? そこでオキシクリーンを溶かしたぬるま湯に2時間ぐらいつけておく。すると汚れがスッキリ取れるんです。簡単なので、いまや私の母(60代)も「オキシづけ」ユーザーです」(Ayakaさん)
衣服を「オキシづけ」すると加齢臭も取れるとか。汚れのひどいスニーカーもきれいになりますよ。
場所を選ばず使える「ウタマロ」は一家に1個あると便利!
本来は汚れによって使う洗剤を変える必要がありますが、「ウタマロクリーナー」なら1本で油汚れから水あか、皮脂汚れまでスッキリ! 汚れ落ちがいいのに、素手で使えるのもポイントです。
Ayakaさんがエアコンや浴室乾燥機のフィルター掃除に使う中性洗剤はズバリ「ウタマロ」。メーカー推奨の使い方の他に、Ayakaさんは次のような使い方をしています。
フローリングの水ぶきに
水で薄めた"ウタマロウォーター"で水ぶきします。バケツ1杯の水にウタマロクリーナー20プッシュくらいが目安です。
玄関やベランダのタイル
面積が広い場所に使う場合は、水で薄めると伸びが良くなります。中性洗剤なのでアルミサッシにも使えます。
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取材・文/峰岸美帆