夏の強い日差しをさえぎる、涼を呼ぶコットンの帽子は夏の必需品。2種類のお好みの布を裏表で使って作れば、リバーシブルで楽しめます。手芸作家の堀川 波さんにオシャレのポイントを教えてもらいました。
帽子を着用した堀川さん。裏地を見せるとアクセントになります。
日よけにも装いのアクセントにも
リバーシブルの防止は、片面を無地、片面をチェックや花柄などの柄物にすると、爽やかな表情の帽子にまります。
コットン素材なので、洗濯も楽。汗をかいたら、その都度洗いましょう。洗濯機で洗う場合は、ネットに入れて。手洗いなら、押し洗いして、タオルで水けを取り、日陰に干します。
今回はミシンで縫いましたが、手ぬいでも作れます。手ぬいの場合は、返しぬいでぬいましょう。
共布で花飾り
華やかな帽子にしたいなら、同じ布で花飾りを作ってみませんか? ブローチピンで留めているので、取り外しができます。カットソーに付けてもステキですね。
アクセントにリボンを付けて
帽子のクラウンに沿わせて細いリボンを付けました。4カ所を糸でぬい留めるだけなので、お好みの色のリボンで楽しめます。また、リボンの幅を変えてみるのもいいですね。左横の帽子は、下写真の帽子を裏返したところです。
小さく折り畳んでバッグの中に
コットン素材なので、簡単に畳めます。必要のないときは畳んでバッグの中に入れておけるので、旅行にも持っていけます。室内に入って帽子を置く場所がない、なんてときにも便利。
撮影/原 務