手芸作家が教える「涼を呼ぶ手作りコットン帽子」のススメ

夏の強い日差しをさえぎる、涼を呼ぶコットンの帽子は夏の必需品。2種類のお好みの布を裏表で使って作れば、リバーシブルで楽しめます。手芸作家の堀川 波さんにオシャレのポイントを教えてもらいました。

手芸作家が教える「涼を呼ぶ手作りコットン帽子」のススメ p124_2.jpg

帽子を着用した堀川さん。裏地を見せるとアクセントになります。

日よけにも装いのアクセントにも

リバーシブルの防止は、片面を無地、片面をチェックや花柄などの柄物にすると、爽やかな表情の帽子にまります。

コットン素材なので、洗濯も楽。汗をかいたら、その都度洗いましょう。洗濯機で洗う場合は、ネットに入れて。手洗いなら、押し洗いして、タオルで水けを取り、日陰に干します。

今回はミシンで縫いましたが、手ぬいでも作れます。手ぬいの場合は、返しぬいでぬいましょう。

共布で花飾り

華やかな帽子にしたいなら、同じ布で花飾りを作ってみませんか? ブローチピンで留めているので、取り外しができます。カットソーに付けてもステキですね。手芸作家が教える「涼を呼ぶ手作りコットン帽子」のススメ p125_1.jpg手芸作家が教える「涼を呼ぶ手作りコットン帽子」のススメ p125_2.jpg

アクセントにリボンを付けて

帽子のクラウンに沿わせて細いリボンを付けました。4カ所を糸でぬい留めるだけなので、お好みの色のリボンで楽しめます。また、リボンの幅を変えてみるのもいいですね。左横の帽子は、下写真の帽子を裏返したところです。手芸作家が教える「涼を呼ぶ手作りコットン帽子」のススメ p125_3.jpg手芸作家が教える「涼を呼ぶ手作りコットン帽子」のススメ p125_5.jpg

小さく折り畳んでバッグの中に

コットン素材なので、簡単に畳めます。必要のないときは畳んでバッグの中に入れておけるので、旅行にも持っていけます。室内に入って帽子を置く場所がない、なんてときにも便利。手芸作家が教える「涼を呼ぶ手作りコットン帽子」のススメ p125_4.jpg

撮影/原 務

 

堀川 波ほりかわ・なみ)さん

絵本作家、イラストレーター、手芸作家。『かわいい背守り刺繍』(誠文堂新光社)、『まいにち、うきうき。和の暦』(朝日新聞出版)など著書多数。

この記事は『毎日が発見』2019年7月号に掲載の情報です。

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP