イケメン×昭和な舞台設定!「アラフィフ女性メロメロ必至」な骨太ドラマとは?

「下町ロケット」「半沢直樹」などの経済小説が次々とドラマ化される人気作家・池井戸潤さん。現在も「ノーサイド・ゲーム」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)が放送され、その骨太な内容が話題になっています。そんななか「アラフィフ女性」にぜひ注目してほしい作品が放送されます。

そのドラマは『アキラとあきら』(7月26日スタート 金曜日夜21:00〜、シネフィルWOWOW)。

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(C)2017 WOWOW/東阪企画

注目して欲しい理由は2つあります。

ひとつはイケメン俳優としてお馴染み、向井理さん×斎藤工さんのW主演で、その「2人の成長しながらの関係性」がキュンキュンと最高であること。

そしてもうひとつは、ドラマが始まる1970年代から1980年代に渡って描かれる、私たち世代にとっては懐かしい時代が、丁寧に描写されていることです。

バブル経済と崩壊...激動の時代を生きた男たちが熱い!

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まずは、魅力のひとつである「懐かしの舞台設定」から見ていきましょう。

ドラマの舞台は昭和61年...1980年代からスタートします。2人の主人公の少年時代が描かれるのが、1955年から1973年までの高度経済成長期を経た後の日本です。

そしてなにより、しっかり描かれているのが「バブルの時代」。

池井戸さんもインタビューで「(アキラとあきらで)バブル期を扱う上で大事にしたのは、あの時代の社会を覆っていた熱のようなものを、きちんと書くこと。どこか浮かれた感じの雰囲気は、やはりあの時期独特のものだと思う」と語っているように、塾をサボったあきらが映画館に行った時の映画館前のシーンで、あの懐かしい空気感がビンビン伝わってくるんです。

それもそのはず、主人公2人が生まれた1963年は、作者の池井戸潤さんが生まれた年。まさにリアリティにあふれた作品となっているのです。

もうひとつの魅力は・・・言うまでもなく「イケメンパワー」です。

懐かしの時代設定の中を、さわやかイケメンの向井理さんと、ワイルドイケメンな斎藤工さんが力強く泳いでくれるのですから、もうそれだけでも最高ですよね。

それぞれの魅力をご紹介しましょう。

後継者という宿命に逆らいたい!裕福な少年時代を送った一人目のアキラ

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一人目の「アキラ」の名は、階堂彬。甘いマスクのイケメン俳優、向井理さんが演じます。

アキラの実家は代々続く経営者で、幼き頃から「お前の運命は階堂家を継ぐこと」と自分の人生を決められた彬。それに逆らうように、大人になったアキラは銀行マンになります。

しかし、父親の死を機に、これまで避けてきた社長の座を継ぐことで従業員やその家族たちの生活を背負う覚悟を決めます。

ぜひチェックしてもらいたいのが、向井さんの発する「育ちのよさオーラ」と、社長になった後に深みのある表情になっていく「成長する男の魅力」。

この育ちもタイプもオーラも違う最高のイケメン2人が、池井戸さんが「自分の銀行小説の集大成」という秀逸なストーリーの中で絡み合っていくのですから・・・もう、見るしかないのです。

父親の工場が倒産!貧乏な少年時代を送った二人目のアキラ

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二人目の「アキラ」は、斎藤工さん演じる山崎瑛。

幼少期こそ順調に思えていた工場も、瑛が成長するにつれ少しずつ生活に陰りを見せます。父親の工場は銀行からの融資を受けることができず、結果倒産し、アキラ一家は逃げるように故郷を去ります。その後、貧乏ながらも大学に通い、銀行マンの道へ。

銀行マンになった後も、奢ることなく幼少期時代の経験を活かし、町工場の融資取り付けを左遷覚悟で行うアキラの姿には心を打たれます。

「金は人のために貸せ」という先輩からの言葉を信念にし、彼は会社や経済に迎合することなく銀行マンとして成長していきます。

信念に生きる、言うならば「昭和イケメン」な姿は、もうぜひ見てもらいたいと思います。

2人のアキラを支えるイケメンも登場!

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さらに脇を固めるイケメンも1人だけご紹介しましょう。

天才と言われた2人のアキラ。新卒から3年目までは下っ端社員としてくすぶった時代を過ごします。その中でも、銀行マンとしての信念はどこにあるのか、正しさはどこにあるのかを教えてくれるのが先輩の安堂役を演じる小泉孝太郎。

階堂彬の家庭状況を理解しつつも、彼がおごった道を歩まなかったのは安堂が「世間とは」「社会とは」「銀行マンとは」を教え続けたからと言っても過言ではありません。

2人のアキラは自問自答しながら、安堂の存在もあってそれぞれの正義を忘れることなく互いに協力しあって成長していきます。激動時代の日本を生きた2人の天才(イケメン)の成長ドラマ「アキラとあきら」。スマホもパソコンもなかったけれど、ちょっと浮かれたような熱さのあったバブル期の日本を思い出しながら、「昭和イケメン」の「男らしさ」に心を打たれる作品です。

この夏、がんばっているご褒美に

アラフィフ女子の「この夏のがんばったご褒美」にはぴったりの作品だと思います。

この夏の週末は、時に昭和の時代を思い出しながら、ノスタルジックな気持ちになる幸せな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

アキラとあきら(全9話)

2019年7月26日(金)スタート 金曜21:00~ 3話連続放送

 
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