「すき焼きで肉としらたきは離す」「窓を開けて掃除機をかける」といった、誰でもやっている常識に落とし穴が!?実は「損する」「効果なし」な習慣を集めた人気の"やってはいけない本"『日本人の9割がやっているもっと残念な習慣』(青春出版社)から、日常をすぐに改善できる12の方法を連載形式でお届けします。
【化粧水】劣化しないように、冷蔵庫で保存する
化粧水を冷蔵庫で保存する女性は少なくない。食品と同じように、開封後は冷蔵保存のほうが劣化しないような気がするのだろう。それに加えて、冷たい化粧水を肌につけると気持いい、といった理由もあるようだ。確かにひやっとして、毛穴が引き締まるような感触があるかもしれないが、早く取り出しておこう。
冷蔵庫の温度は、化粧水にとっては少し冷た過ぎて、適している場所とはいえない。しかも、出し入れするたびに、急激な温度差に襲われる。こうした結果、保存性が高まるどころか、成分の安定性が揺らぎ、劣化する恐れがあるのだ。
さらに、冷たい化粧水を塗ると、肌の表面の温度が下がって、せっかくの成分が浸透しにくくなってしまう。化粧水は常温保存が正解。室内の温度変化が少ない場所に保管しておこう。
【化粧】休日はすっぴんで過ごし、肌を休ませる
休みの日くらいは肌を休ませてあげたいと、メイクはもちろん、スキンケアもしない女性は少なくないだろう。すっぴんで過ごすのは、肌にとって自然なこと。とても良い習慣では?と思うかもしれないが、カン違いだ。
美肌を保つためには、休日も肌をそのままさらさないほうがいい。出歩かなくても、じつは窓から部屋のなかに紫外線が差し込んでくる。肌にダメージを与えないように、日焼け止めを薄く塗っておく程度のことは実行しよう。
乾燥する季節なら、保湿効果の高いファンデーションを塗って、肌に潤いを補給することも大切だ。肌を美しく見せるということではなく、外的刺激から守るという意味でのケアを忘れないように。
誰もがやっているけど本当はやってはいけない習慣はまだまだある!健康、家事、美容、食品保存など生活に密接した10ジャンルから、選りすぐった132の"残念な習慣"。理由と対処法も紹介されているので、すぐに改善できます。