雨の日は「心晴れる明るい傘」で。女優・中田喜子の雨傘コレクション

女優の中田喜子さんの梅雨時の楽しみの一つは「傘のおしゃれ」。お気に入りを集めて、その日の気分で選んでいるそうです。カラフルなそのコレクションを見せていただきました。

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「私自身も、周りの人も、楽しい気持ちになれる傘が好きです」
そう話す中田さん。雨と一緒に心が沈んでしまわないよう、明るい色柄を選んでいるそうです。

「集めるようになったのは、ずいぶん前に、友人から傘の誕生日プレゼントを頂いてから。深いワイン色の長傘でした。柄と骨がゴールドで、持ち手のところに同じ色のチェーンが付いているんです。傘でおしゃれを楽しめるんだなと、そのときに気付き、いまも大切にしています」

中田さんの傘には、それぞれに"好き"の理由と思い出があります。例えば紹介している青い1本は、ループのように連なった愛らしく繊細な花模様や、傘そのもののカーブのシルエット、すぼめたときに留めるボタンも花モチーフ...。よく見なければ分からない細部にまで凝ったデザインです。

1907p109_2.jpgとても爽やか! 靴も愛用している雨の日用のもの。人工皮革で防水加工がしてある

 

「いろいろなところが少しずつおしゃれなものに引かれます。この傘も一目惚れでした。お店で、ある女性がこれを手にして買うのを迷っていましたが、私も気になったので、その方が傘を置いた瞬間に、すっと手を伸ばして購入したんですよ(笑)」

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青い傘には、写真のように青いレインコートを合わせます。雨をよけるためだけでなく、楽しむために。

「全身のコーディネートは、ある友人のニットデザイナーの方に教わりました。その方は、着ているニットの差し色になるよう傘の色を選んでいてね。ほかにも、ある日はあえて大きな傘を持っていたり、またある日は、素材にこだわった木綿の傘を持っていたりもしました」

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2枚仕立てで表裏の柄が異なります。

 
いいと感じたことを、迷わず暮らしに取り入れるのが中田さん。青い傘以外にはどんなものが?

「こうして並べてみると、ストライプやチェックが多いですね。改めて好きなんだなと思います。赤いストライプの傘は、もう30年ほど使っているので汚れてきていますが、愛着のあるもの。外から見た柄と中から見た柄の違う、2枚仕立ての傘も。それから、通常のものよりサイズが小さいものも使いやすいです」 

1907p109_3.jpg大好きな赤いストライプ。長年使っている傘。これを使うときは、深い赤のレインコートを着て色を合わせる。

 

今日はどれにしようかな。中田さんの笑顔から、そんなふうにわくわく傘を選ぶ姿が思い浮かびます。雨の日も家に閉じこもっているのがもったいなくなるような、そんな傘選び。すてきなことですね。

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小さい傘も便利。ベージュのストライプの傘はサイズが小さめ。軽く、長時間持っていてもつかれないのが魅力。

1907p109_5.jpg小さく折り畳むと、コートのポケット部分に収められる優れもの。

 

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取材・文/飯田充代

 

 

中田喜子(なかだ・よしこ)さん

女優。18歳でデビュー。20年以上続いたTBSドラマ『渡る世間は鬼ばかり』では三女・文子を好演。他にも出演ドラマは100本を超える。

この記事は『毎日が発見』2019年7月号に掲載の情報です。

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