今冬は暖かいと言われていますが、それでも寒い日は寒いですよね。
特に冷え性の人は、手先足先が冷えて眠れない、ずっとこたつに入っていたい...と感じている人も多いのではないでしょうか?
また体温が下がると免疫力も下がってしまい、病気になりやすくなります。
そんな冬の悩みを少しでも改善したい...と思っていたところ、『3分クッキング』2月号に「おいしい発酵食おかず」という特集を発見しました。
その中に、「酒粕ロールカツ」という文字が!
豚肉は「L-カルニチン」や「ビタミンB1」で、酒粕は善玉菌を増やす働きで代謝を高め、体が温まりやすい状況を作り出してくれます。
そこで今回、その「酒粕ロールカツ」を作ってみることにしました。
相性のよいみそ、チーズと合わせて
『酒粕ロールカツ』
材料4人分
豚もも肉(しゃぶしゃぶ用)...24枚(320g)
酒粕、みそ......各大さじ2
ピザ用チーズ......大さじ6
衣
卵......1個
水......大さじ2
小麦粉、パン粉......各適量
水菜、玉ねぎ......各適量
●油
作り方
1 水菜は4㎝長さに切る。玉ねぎは縦薄切りにして水にさらし、ザルに上げて水気をきり、水菜と混ぜる。ボウルに衣の卵と分量の水を入れて混ぜる。小さいボウルに酒粕とみそを入れて練り混ぜる。
2 豚肉2枚を、上下交互に少し重ねておき、手前にチーズ大さじ1/2、酒粕とみそを混ぜたもの小さじ1をのせてきつく巻き、両端を押さえる。
3 2に小麦粉、1の卵液、パン粉の順に衣をつける。油を180℃に熱して入れ、きつね色になるまで揚げる。
4 器に盛り、1の野菜を添える。好みでウスターソースを添えて。
最初は「えっ? 味噌と酒粕とチーズだけ巻くの?」と若干不安を感じつつ作ったのですが、味噌と酒粕とチーズってこんなに相性いいのか!と驚く美味しさでした。
各食材のうまみが見事な相乗効果を生んでいます。
揚げ物なのにしつこくなりすぎないのも嬉しいですね。
一緒にシソを巻いたり梅を混ぜたりすると、また違った美味しさが楽しめそうです。
体が冷えがちな人、体調を崩しがちな人は、ぜひこの「酒粕ロールカツ」を試してみてはいかがでしょうか?
調理・文=きこなび(月乃雫)