酢+玉ねぎで血糖値抑制!糖尿病予防に1日50g「酢玉ねぎ」のススメ

冬になると外出が減りがちです。暖房の効いたお家で糖質の多いご飯を食べて、運動しない生活では、体に脂肪がつき糖尿病の原因に。糖尿病を予防・改善するには食事を見直すことが必要です。長年、糖尿病の治療を行っている栗原クリニック東京・日本橋の栗原毅先生に、薬に頼らずに血糖値を下げる食材「玉ねぎ」の効果やレシピについて聞きました。

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体脂肪を減らすケルセチンを含む食材『玉ねぎ』

玉ねぎに含まれる「ケルセチン」は、体についた脂肪を分解する酵素を活性化させ、血糖値を下げてくれます。

この玉ねぎに合わせる調味料で、栗原先生が最もすすめるのは「酢」です。

「酢は血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。この2つを合わせることで、血糖値とヘモグロビンA1cの数値を改善できるのです」と栗原先生。 

玉ねぎと酢の両方が取れる「酢玉ねぎ」は、1日に50gぐらいずつ食べましょう。

「ケルセチン」は水に溶けやすい成分で、水にさらすと流出するため注意します。

また、玉ねぎにはオリゴ糖や食物繊維も豊富です。

これらが、腸からの糖や脂肪の吸収を抑えてくれます。

血糖値を抑えて動脈硬化も予防!『酢玉ねぎ』

全量で286kcal/塩分0.3g おすすめは1日50g

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材料(作りやすい分量)

玉ねぎ...1個
米酢...適量(玉ねぎがひたるぐらいの量、目安200㎖)
はちみつ...大さじ2

作り方

①玉ねぎは皮をむいて半分に切り、薄切りにする。
②①を密閉容器に入れて、玉ねぎがひたるぐらいまで酢を注ぎ入れ、はちみつも加えてよく混ぜる。
③②にふたをして冷蔵庫に入れる。2時間ほどで食べられるが、数日間漬け込むと味がよくしみる。

ポイント

密閉容器に入れて、作ってから5日目ぐらいが食べ頃。

2001p042_03.jpg冷蔵庫で保存をして10日ほどで食べ切るようにする。

取材・文/松澤ゆかり 調理・スタイリング/渡邊美穂 撮影/菅原史子 栄養計算/スタジオ食

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<教えてくれた人>

栗原毅(くりはら・たけし) 先生

医学博士、栗原クリニック東京・日本橋院長。東京女子医科大学教授、慶應義塾大学教授などを経て現職。著書は『名医が教える「本当に正しい糖尿病の治し方」』(エクスナレッジ)など多数。

この記事は『毎日が発見』2020年1月号に掲載の情報です。

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