寝てスマホ:ベッドのフチと重力で、首の疲れをとる
頭の重みを使ってマッサージ代わり
イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)
こちらは、肩がこらないだけでなく、首の疲れをとることができる優秀なスマホ動作です。
気持ちがよければ、まず首を後ろに大きく倒し、ラクになったと感じたら小さめに倒します。
首はまっすぐ後ろに倒すのを基本に、斜め後ろに倒すのもありです。毎日行えばマッサージ代が節約できます。
腕の疲れからくる肩こりもある
イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)
横に寝て脚にスマホを立てかけて操作します。腕を上げてスマホを持たないだけで、腕の疲れからくる肩こりの軽減に有効です。
横向きがつらくなったらあおむけに
イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)
ずっと同じ体勢でいることは体にとってはつらいこと。
とくに、寝つきがよくない人は、寝る前のスマホ動作の体勢を意識的に変えてみてください。
寝転びスマホの注意ポイント
寝た状態では重い頭を支えなくてすむので、首、肩、腰、ひざにかかる負担は段違いに小さくなります。ただ、寝てスマホを操作しようとするときに、腕が圧迫され続けたりで、スマホを持つ腕や肩回り、首が疲れやすくなります。
寝ているときも「支点を増やす」のが有効です。重力から解放されているメリットを生かし、より疲れないスマホ動作を心がけましょう。