インド人実業家が教える「運がよくなるたった1分のルール」とは?

「最近。ツイてないな~」という方、いませんか? では「運」がちょっとした習慣で劇的に変化するとしたらどうでしょう? 今回紹介するのは、20代で来日し、貯金残高3万円の極貧生活から、成功者へと駆け上がったインド人実業家、サチン・チョードリー氏の「小さな習慣」。実践に必要なのはたったの1分。「運のいい人」になるための方法を、5回にわたってお届けします。

※この記事は『「運がいい人」になるための小さな習慣 世界の成功者が実践するたった1分のルール』(サチン・チョードリー/アスコム)からの抜粋です。

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仕事、人間関係、恋愛、お金・・・思考と行動の習慣化ですべて好転!

こんにちは。私はサチン・チョードリー。インド人です。

インドの首都・ニューデリーで生まれた私ですが、幼少の頃に一度、父の仕事の都合で日本で暮らしていた時期があります。

ときはバブル景気の真っただなか。電気や水道といった社会インフラすら十分に整っていないインドからやって来た私にとって、バブル期の日本の狂騒は、何よりも華々しい世界に見えました。やがてインドに戻ってからも、日本で見たきらびやかな光景が脳裏に焼きついたまま、いつしか日本で成功することが自分のなかの目標になっていたのです。

そうした憧憬を追うようにして、私が再び日本へやって来たのは1996年、23歳のときです。しかし、当時の日本はバブル経済がはじけた後。

そのうえ私は、お金もコネもなく、カタコトの日本語しか話せない状態でしたから、仕事も簡単ではありません。来日してからは、しばらく電話回線の飛び込み営業をしていた時期があるのですが、何しろ言葉も不十分なのですから、営業職が務まるはずがありません。仕事で思うような結果が出せず、預金通帳の残高はわずか3万円に。

日本の環境や習慣に対する戸惑いもあり、私は精神的にギリギリのところまで追い詰められていきました。

そんなある日、たまたま出会った印僑(いんきょう)と呼ばれるインド人大富豪にこんな助言をいただいたのです。

「君はきっとうまくいくよ。"ちょっとだけ"変わることができればね」

それは、一刻も早く成功したいと焦っていた私にとって、ひとつの啓示として聞こえたものでした。

人は、「ちょっとだけ」なら変わることができます。その「ちょっとだけ」の積み重ねが、やがては自分を大きく変え、成功へ導いてくれるのではないか。

そんな視点からまわりにいた成功者たちを眺めてみると、いくつかの共通するパターンが見つかりました。

まず、彼らは常に「可能思考」で考えます。 どんな状況でも必ず「どうすればできるのか」を考え、物事を動かしていきます。

次に、彼らは「コンフォートゾーン」を嫌います。 自分の慣れ親しんだスタイルを繰り返すよりも、新しいことに挑戦することを優先します。

また、彼らが何よりも重視するのは行動です。 PDCAのうち、優先するのはD(Do =実行)とC(Check =評価)。まず行動し、走りながら考えるのです。

私はその後も多くの成功者たちとビジネスでお付き合いをしてきましたが、職業、年齢、国籍はさまざまでも、成功者たちは不思議なほど似通った法則を持っています。

彼らの思考と行動を自分のものにしたい!

そう考えた私にヒントをくれたのが、ヒンズー教のこんな格言でした。

「心が変われば態度が変わる。態度が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる」

このなかで、私が注目したのは「習慣」です。

習慣とは、思考や行動をルール化することです。成功者の思考や行動を「習慣=ルール」として日常生活のなかに落とし込めば、心や態度が変わり、運の流れが変わり、人生が変わっていくのではないか。

私は、徹底的に成功者たちの思考と行動のパターンを観察し、洗い出し、習慣としてリスト化していきました。

そして、そのリストを眺めたとき、愕然としたことを覚えています。

なぜなら、それはじつに簡単で、誰にでも、それこそ1分でできることばかりだったからです。
 
たとえば、彼らは常にポジティブな言葉を口にします。

試しにあなたも「自分は運がいい」と言ってみてください。
大切なのは声に出すこと、そして何度か繰り返してみることです。

たったこれだけで、少し心が軽くなり、気持ちが前向きになりませんか?
ポジティブな発言は、セルフエイカシー(自己効力感)を高めてくれます。それにより人は前を向き、チャレンジングな気持ちをつくることができます。

私が失敗を恐れずさまざまな事業に挑戦してこられたのも、いつでもポジティブな言葉で前向きな心の状態を保っているからです。

また、ポジティブな人のまわりには、自然と多くの人が集まってくるものです。
そして、人が集まれば自ずとチャンスに恵まれます。

こうした小さな習慣を少し続けたところ、果たして効果はてきめん。営業成績最下位だった私が、なんと4カ月連続で全国トップを取ることができました。
そして面白いことに、必要なときに、必要なタイミングで協力者が現れたり、追い風となる出来事が起きたりするようになったのです。

そう、運の流れは完全に変わりました。

いかがだったでしょう?

次回以降の記事で、サチンさんの運命を変えた、具体的な1分の習慣をいくつかご紹介していきます。

 

次の記事「ネガティブ厳禁!1日5回言うだけで運がよくなる「魔法の言葉」/「運がいい人」になるための小さな習慣(2)」はこちら。

 


H1_「運がいい人」になるための小さな習慣.jpg40個の「1分の習慣」に加え、実践した人の体験談も紹介されています

 

 

 

サチン・チョードリー

1973年、ニューデリー生まれ。法人/個人向けの経営コンサルティング、講演・セミナー事業を行うAVS株式会社代表取締役会長。
幼少時に外交官の父親に連れられて初来日、バブル期の東京で過ごし、1996年に再来日。言葉の壁や差別など不遇の日々を送るが、印僑大富豪から「ジュガール」の教えを受けたことが大きな転機となり、母国インドはもちろん日本、アジアでも数多くの事業を成功に導く。その活躍がテレビ東京「カンブリア宮殿」など多くのメディアで紹介され、セミナーには2000人以上が殺到する人気講師に。2016年12月には世界三大投資家であるジム・ロジャーズ氏とともにビッグイベント「MASTER OF WEALTH(マスターオブウェルス)セミナー」を成功させるなど、現在最も注目される実業家のひとり。

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『「運がいい人」になるための小さな習慣 世界の成功者が実践するたった1分のルール』

(サチン・チョードリー/アスコム)

特別な努力を要さず、むしろ簡単で、それこそ「1分でできるような習慣」を実践するだけで、あなたを「運がいい人」に変えてくれる……。世界的に注目を集めるインド人実業家のサチン・チョードリー氏が気づき、実践した「小さな習慣」を40個紹介。1つ選んで実践するだけで「簡単さと思いもよらぬ効果」に驚くはずです。「ささやかな視点」や「意識の切り替え」で実践できるものばかりなので、続けるのも簡単。「理想の人生」を手に入れるために、ぜひ参考にしたい一冊です。

この記事は書籍『「運がいい人」になるための小さな習慣 世界の成功者が実践するたった1分のルール』からの抜粋です
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