ねぎは昔から、優れた薬効成分が知られています。
風邪をひいたら首にねぎを巻く、湯で溶いたねぎみそを飲むといった民間療法で、冬の健康維持に大いに活用されてきました。
今回は、料理研究家の村上祥子さんに、青ねぎを使ったレシピを教えていただきました。
ねぎを薄く切ると食べやすく風味もよくなる「青ネギのカリフォルニア巻き」
1人分348kcal 塩分0.8g
材料(2人分)
長ねぎの青い部分...40g
きゅうり1/2本
アボカド...1/2個
温かいご飯...茶わん1杯分
すし酢(市販品)...大さじ1
いりごま(白と黒)...各小さじ1
のり...1枚
A
おろしにんにく...小さじ1/4
牛乳...大さじ1
マヨネーズ...大さじ3
塩...小さじ1/4
砂糖...小さじ1
レモン汁...大さじ1
作り方
①長ねぎの青い部分は斜め薄切りにする。
きゅうりは1cm角の棒状に、アボカドは皮と種を取り、2cm幅に切る。
②ご飯にすし酢を混ぜる。
③のりに②をのせて全体に広げ、一回り大きなラップをのせて裏返す。
のりの上に①の具材をのせ、手前から巻いて形を整える。
少しおいて落ち着かせたらラップを外し、ごまをまぶす。
④食べやすく切り分けたら器に盛り、Aを混ぜ合わせて添える。
温めた豆腐で温やっこにしてもおいしい「青ねぎやっこ」
1人分134kcal 塩分0.8g
材料(2人分)
もめん豆腐...1丁(200g)
青ねぎ(万能ねぎ等)...10本
塩...小さじ1/4
ごま油...大さじ1
作り方
①豆腐は冷水につけて、よく冷やしておく。
青ねぎは小口切りにする。
②豆腐の水けをきって上下2段に切り分けて、器にのせ、1.5cm角に切る。
ねぎをのせて塩とごま油をかける。
③食べるときは、フォークで豆腐を細かく潰しながら全体を混ぜる。
取材・文/石井美佐 撮影/中野正景