紫外線に汗、皮脂...。肌にダメージが増える夏ですが、今年はマスクによる肌トラブルも急増! 秋に向け、マスクのダメージケアも含めてしっかり保湿していきたいですよね。そこで、芝浦アイランド皮フ科院長の八木葉子さんと、ヘアメイクアップアーティストの加藤聖子さんに「肌の保湿の極意」をお聞きしました。今回は、家にいるときの「紫外線予防」についてご紹介します。
家にいるときもこんなことに気を付けて
洗濯物を干すとき
ベランダや庭に洗濯物を干すとき、ほんの5~10分でも、紫外線はしっかり肌に届いています。腕を伸ばして、太陽の方向へ顔を向けて洗濯物を干す姿はまさに、紫外線を大いに浴びている!ということです。
窓際スペースの掃除や玄関でのやりとり
じんわり紫外線を浴びがちなのが窓際のスペース。UVカット効果のあるガラスでも、光は届くので、肌に影響が全くないわけではありません。玄関での郵便物の受け取りのようなわずかな時間、隙間でも、紫外線は入り込みます。
ベランダ、庭のお手入れ
ベランダの植物や庭をしっかりお手入れするときは、紫外線予防は万全という人も、ちょっとだけの水やり、食べる分だけハーブを摘む、といったときは無防備になりがち。いつでも帽子や手袋は忘れずに。
洗車
紫外線が怖いのは、照り返しがあること。洗車しているときにできた水たまりから、紫外線が反射します。帽子をかぶっていても、首や胸元を日焼け止めやスカーフでガードして。
散歩、ウォーキング
外出できなくても近くを散歩するときは、紫外線が少ない朝や夕方に。朝の場合はサングラスもして、紫外線から目も守りましょう。
構成・文/栃木さおり 撮影/大瀬智和 ヘアメイク/加藤聖子 イラスト/多田景子 モデル/伊出梓乃