加熱しても栄養価が減少しない、優れた食品である「卵」。管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんも「毎朝心がけて食べている」といいます。そこで村上さんに「絶品!ふわふわだし巻き卵」の作り方を教えていただきました。
冷めても固くならない。作りおきおかずにもおすすめ!
「絶品! ふわふわだし巻き卵」
1人分205kcal/塩分1.3g
材料(幅13cm×長さ19cmの卵焼き器1個分)
卵...4個
だし...1/2カップ
※削りがつお小1パック(2.5~3g)に熱湯120mlを注ぎ、10秒おいてこす。
(A)砂糖...大さじ1
(A)片栗粉...小さじ1
(A)塩...小さじ1/4
(A)しょうゆ...1~2滴
サラダ油...適量
作り方
① ボウルに人肌程度に冷ましただしを入れ、Aを加えて混ぜる。
② 卵を加え、泡立てないようにほぐして混ぜる。
③ 卵焼き器に油を5mm深さまで入れ、煙が出るくらいまで温めたら、油をボウルにあける。
④ あけた油にティッシュ2枚を丸めて浸し、ティッシュで油を卵焼き器にたっぷり塗る。
⑤ ②の卵液をお玉1杯分流し入れる。
⑥ 強火で卵焼き器を揺すりながら、箸で卵液をかき回す。
⑦ 半熟状になったら、まとめながら向こう側へ寄せる。へらやターナーを使っても良い。空いた鍋肌に油を塗る。
⑧ 卵液お玉1杯分を流し入れる。
⑨ 箸を卵の下に差し込み、卵焼き器を傾けて卵液を卵の下に流す。
⑩ まとめながら向こう側へ寄せる。
⑪ 油を塗り、卵液を入れ、寄せるを何回かくり返す。
⑫ 最後の卵液を入れたら、手前に二つ折りにして寄せる。
⑬ できあがったら巻きすにのせて包み、輪ゴムで留めてそのまま1分ほど落ち着かせる。巻きすの代わりにラップで巻いても良い。
大根おろしや青物を添えて。
●冷蔵で4日間保存可能。
●だしが入ったゆるい生地なので、 茶碗蒸しを巻くようなつもりで扱う。
●強火で手早く行う。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)