60平米の賃貸マンションで、共働きをしながら4人の子どもを育てるベリーさん。ブログにつづったワーキングマザーの暮らしのワンシーンに、家事をラクにするたくさんの工夫があると話題になっています。今回は、そんなベリーさん初の著書『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)から、すぐに真似できる「暮らしをラクにするコツ」を一部抜粋してお届けします。
基本は白。目に入る色の数を絞って
スモールスペースですっきり暮らすコツはいくつかありますが、そのひとつは「色の数を絞る」ことだと思います。
部屋に様々な色があふれていると、物の存在感が増して視界がごちゃついてしまいます。
わが家の場合、リビングや子供部屋のメインカラーは白、差し色には木目調やグリーン、ブラウンと決めて家具を揃えています。
目に入る色数が少ないだけで、部屋が広く見える気がします。
キッチンも同じです。
キッチングッズの色は、なるべく白とステンレスカラーで統一しています。
収納棚から、ヘルシオウォーターオーブンや食洗機などの家電も白です。
ホットクックも白が欲しかったけれど、購入時、大きなサイズはレッドしかありませんでした。
メーカーに問い合わせて「今のところこのサイズで白を作る予定はない」という返事だったので、レッドを購入したくらい、白にこだわっています(実際は1年後に白が出たのですが......)。
そして、洗面所。
洗面所は狭いスペースに整髪料やコスメなどたくさんのものを置くので、色があふれやすい場所です。
ここでひと工夫。
外装がシールなどで剥がせるものは、剥がしてしまいます。
シールが剥がせないものは、100円ショップで買った無地のラベルシールを上から貼って。
目に入る色や文字、柄が少ないだけで、簡単にすっきりと見せることができます。
●上の写真
(左)キッチンはゴム手袋もこだわって白色に。小さいグッズこそ色の氾濫をおさえるのが、すっきりのポイント。
(右)ラベルを剥がして白いボトルに。下のうがい薬には無地のラベルシールを貼っています。
撮影/林ひろし
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キッチンの使い方や物の管理法、家のルールまで、スモールスペースでも6人家族がストレスなく暮らす工夫が全7章にわたって紹介されています