ねぎは昔から、優れた薬効成分が知られています。血液サラサラ、免疫力のアップ、腸内環境改善&風邪予防など優れた健康効果が期待でき、まさに冬の体を守る最強食材なのです。今回は薬味に使ったり、のせて焼いたり調味料として使える「ねぎみそ」と「食べるねぎ油」を料理研究家の村上祥子さんに教えていただきました。
薬味に、のせるだけでも、大活躍「ねぎみそ&食べるねぎ油」
「ねぎみそ」
大さじ1あたり27kcal/塩分0.6g
材料(できあがり150g)
青ねぎまたは長ねぎの青い部分...100g
A
・みそ...50g
・サラダ油...大さじ1
・砂糖...大さじ1
作り方
1.ねぎは3㎝長さに切り、フードプロセッサーに入れて回し、みじん切りにする。
包丁でみじん切りにしてもよい。
2.Aを加え、滑らかになるまで混ぜる。
フードプロセッサーがない場合はボウルでよく混ぜる。
冷蔵、冷凍ともに1カ月保存可能
おでんに添える
ふろふき大根にかける
ねぎみそあえ
こんにゃく100gを一口大にスプーンでかき取り、ペーパータオルに包み、電子レンジ600Wで2分加熱し、あく抜きをする。
ねぎみそ小さじ2に酢小さじ1を加えて混ぜ、あえる(2人分)。
「食べるねぎ油」
大さじ1あたり65kcal/塩分0.3g
材料(できあがり280g)
青ねぎまたは長ねぎの青い部分...100g
強力粉...大さじ1
しょうが...1片
ちりめんじゃこ...40g
いりごま(白)...30g
オリーブ油...100ml
A
・エクストラバージンオリーブ油...大さじ2
・しょうゆ...小さじ1
・砂糖...小さじ1
作り方
1.ねぎは小口切りにしてポリ袋に入れ、強力粉を加えて、口を閉じて振って全体にまぶす。
しょうがはみじん切りにする。
2.オリーブ油を180℃に熱してねぎを加え、きつね色になったら取り出す。
同様にちりめんじゃことしょうがも素揚げする。
3.ボウルにAを合わせ、2 を加えて混ぜ、室温まで冷ます。
冷蔵で6カ月保存可能
パンにのせる
食パン1枚に食べるねぎ油大さじ1を塗り、ピザ用チーズ(25g)をのせる。オーブントースターでチーズが溶け、こんがりとするまで焼く。
焼き餅にのせる
切り餅2個をフッ素樹脂加工のフライパンでこんがりするまで焼き、両手で押してできた中央のくぼみそれぞれに、マヨネーズ小さじ1/2と食べるねぎ油小さじ1をのせる(2人分)。
取材・文/石井美佐 撮影/中野正景