家の中の風水お掃除でで汚れも厄も落としてスッキリ!
年末の大掃除が憂鬱、という人は、運気を呼び込む風水掃除で家の中を楽しく一掃してみませんか? 掃除をした後に感じるすがすがしさは、厄が落ちた証拠。中国明理学研家の林 秀靜(りん・しゅうせい)さんに、家の中の場所ごとに、風水掃除のコツを教えてもらいました。
前の記事「2018年こそ開運! 大掃除はココに手を付ける/お清め風水掃除術(1)」はこちら。
家全体の運気をアップ>>>玄関・窓周り
風水で玄関や窓は新しい気を取り込み、よどんだ気を外に出す場所。一年のすす払いで、新年の運がしっかりと上がりやすくなります。「余計なものを置かず、広々させることで、運の巡りが良い家になります。
また、玄関や窓が汚れているときは、住む人の気持ちも内向きになりがちと考えられています。大掃除で下駄箱の片付け、たたきや窓ガラスの水拭きなども、思い切ってやってみましょう。運気とともに気分も断然明るくなりますよ」(林さん)。全体運を上げたいなら、古い玄関マットは新品に。
日常の金運にはここ>>>キッチン
「風水で食べ物はお金を表し、食料庫であるキッチンは『財庫』といわれます。特に家計など日常のお金に影響し、住む人のお金の管理能力が表れてきます」(林さん)。大掃除はまず、冷蔵庫などの賞味期限切れの食材、収納棚にしまい込んだ不要な食器や道具の整理から始めましょう。浪費が減って、家計のやりくり上手になる秘訣だそう。
「また、キッチンは風水で相性の悪い『水』と『火』が同居する場所。シンクやコンロ、電子レンジなどの家電類に汚れをためていると、水と火の気のバランスが崩れ、無用なトラブルを招きがちです」(林さん)。
健康運や金運を強化>>>水周り
トイレや浴室はそもそも、体の老廃物や汚れを流す場所。汚れやすく、掃除が行き届かないと運気が滞ることも想像がつきます。「水回りは人の体でいえば、肝臓や腎臓など、代謝・排泄器官にあたります。よどんだ水がたまれば、健康運や金運などに悪影響します。特に2018年は『水の気』を強めたい年。水回りの掃除は大変ですが、運のいい人ほどトイレ掃除を習慣にしているなど、開運効果が表れやすい場所でもありますよ」(林さん)
取材・文/山﨑さちこ
林 秀靜(りん・しゅうせい)先生
中国命理学研究家。台湾や香港の老師に学び、風水学や紫微斗数をはじめ幅広く習得。近著『ちょっとめんどくさい人生相談をすべて風水で解決してみました。』(永岡書店)他著書多数。