その独特な苦みに健胃作用や肝機能を高める働きがあり、夏バテの予防効果が期待できるゴーヤ。ビタミンCもとっても豊富で、さらに貧血の予防に役立つ葉酸や、高血圧予防に欠かせないカリウムなど、多くの健康効果が期待できる優れものです。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに教えていただいた「ささっと作れるゴーヤの小皿レシピ」をご紹介します。
「ゴーヤのさっぱり漬け」
1人分16kcal/塩分0.5g
材料(作りやすい分量/4人分)
ゴーヤ...1本
(A)酢...大さじ2
(A)レモン汁...大さじ1
(A)うす口しょうゆ...大さじ1
(A)砂糖...小さじ1
作り方
① ゴーヤは縦半分に切って種とワタを除き、5mm幅の薄切りにする。
② ふた付き容器にAを合わせ、①を加え、表面にラップを張りつけて、電子レンジ600Wで30秒加熱する。
③ 取り出してふたをする。30分後からおいしく食べられる。冷蔵で1カ月保存可能。
「ゴーヤとみょうがのおひたし」
1人分18kcal/塩分0.6g
材料(2人分)
ゴーヤ...1/2本
みょうが...2個
青じそ...4枚
(A)しょうゆ...小さじ2
(A)酢...小さじ1/2
(A)だし汁...小さじ2(顆粒だし少々と水でもよい)
作り方
① ゴーヤは縦半分に切って種とワタを除き、1~2mm幅の薄切りにする。
② 水3カップ(分量外)を沸かし、塩小さじ1/2(分量外)を加え、①を加えて10秒ほど火を通し、冷水にとる。
③ みょうがは縦半分に切り、斜め薄切りにする。青じそはせん切りにする。
④ ②が冷えたら水をきり、③と合わせ、Aであえ、器に盛る。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)