ガッツリ豆腐を味わう「豆腐ステーキ」も!冷凍もめん豆腐のガッツリレシピ3選

タンパク質が多く炭水化物が少ないもめん豆腐。カロリーが少なく必須アミノ酸を多く含んだ良質なタンパク質食品です。料理研究家の村上祥子さんに、「冷凍もめん豆腐」を使った「ボリュームたっぷりおかず」レシピを教えていただきました

豆腐のおいしさを存分にどうぞ。「豆腐ステーキ」

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1人分302kcal/塩分0.9g

材料(2人分)
冷凍もめん豆腐 ...2パック(200g×2)
にんにく...4片
A
・強力粉...大さじ2
・カレー粉...小さじ1
・塩...小さじ1/2
・こしょう...少々
オリーブ油...大さじ2
こしょう...少々

作り方
① 豆腐はパックのまま、1パックにつき電子レンジ600Wで2分加熱して半解凍する。パックから出して水分は捨て、2枚重ねしたペーパータオルに包み、水けを取る。厚さを半分に切り、Aをまぶす。もう1パックも同様に。

② にんにくは薄切りにする。

③ フライパンを温めてオリーブ油大さじ1を入れ、①を並べ入れ、両面をきつね色になるまで焼き、器に移す。

④ フライパンに残りのオリーブ油と②を入れ、弱めの中火でにんにくがこんがりするまで炒めたら豆腐にかけ、こしょうをふる。

あさりの滋味深い味わいが豆腐にもしみます。「あさり豆腐」

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1人分118kcal /塩分1.6g

材料(2人分)
冷凍もめん豆腐 ...1パック(200g)
あさりのむき身(缶詰)...小1缶
しめじ...1パック
A
・あさりの缶汁+水...1カップ
・しょうゆ...大さじ1
・酒...小さじ1
片栗粉...小さじ1
水...小さじ2
万能ねぎの小口切り...適量

作り方
① 豆腐は豆腐ステーキと同様に半解凍し、4等分する。

② あさりは身と汁に分ける。しめじは石づきを取って小房に分ける。

③ 鍋に① を入れ、あさりのむき身としめじを加え、Aを注いで火にかける。

④ 煮立ってきたらアクを除き、水溶き片栗粉でとろみをつけ、ねぎを加え、火を止める。

削りがつおをたっぷりのせて和風に仕上げて。「豆腐オムレツ」

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1人分457kcal /塩分0.7g

材料(2人分)
〈ソース〉
A
・水...1/3カップ
・生クリーム...1/2カップ
・しょうゆ...小さじ1
・片栗粉...小さじ1
冷凍もめん豆腐...1パック(200g)
卵...2個
にんじん...中1/3本
バター...大さじ2
削りがつお...小1袋
万能ねぎの小口切り...少々

作り方
① 小鍋にAを合わせ、かき混ぜながらとろみがつくまで煮てソースを作る。

② にんじんはいちょう切りにし、サッとゆでる。豆腐はパックのまま電子レンジ600Wで2分加熱して半解凍する。パックから出して水分は捨て、2枚重ねしたペーパータオルに包み、水けを取り、1. 5㎝角に切る。

③ 卵を1個ずつ溶き、②を半量ずつ加える。

④ 直径18㎝のフライパンにバター大さじ1を溶かし、③を半量流し、箸でかき混ぜながら半熟状に火を通し、いったん皿に取り出し、上下を返してフライパンに戻し、裏側をきつね色に焼く。もう1枚も同様に焼く。

⑤ 器に④を盛り①をかけ、削りがつおとねぎをのせる。

【おさらい】「冷凍豆腐」の作り方

パックごと冷凍する場合

ガッツリ豆腐を味わう「豆腐ステーキ」も!冷凍もめん豆腐のガッツリレシピ3選 2003p044_01.jpg冷凍で1か月保存可能

開封せずそのまま冷凍する。

食べないでパックのまま保存しているときなども冷凍すると日持ちする。

容器で冷凍する場合

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使いかけで残っているときはふた付きの耐熱容器に入れ、水は入れずに冷凍する。

切り分けて冷凍しても良い。

解凍方法

切り分けるとき

パックごと冷凍した場合、また容器に入れて冷凍した場合も、どちらもそのまま100gにつき電子レンジ600Wで1分加熱する。

200gなら2分。

解凍したら水を捨て、2枚重ねしたペーパータオルに包み水分を取る。

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水を捨て、水分を取る

ガッツリ豆腐を味わう「豆腐ステーキ」も!冷凍もめん豆腐のガッツリレシピ3選 2003p044_04.jpg食べやすい大きさに切る

そぼろ状にするとき

崩して使うときは100gにつき電子レンジ600Wで2分加熱する。

出た水分は捨ててボウルに移し、泡だて器でつき崩したら、ザルに上げ、水切りする。

またはペーパータオルに包み解凍したら水分を捨て、別の2枚重ねしたペーパータオルに包み、もみほぐす。

ガッツリ豆腐を味わう「豆腐ステーキ」も!冷凍もめん豆腐のガッツリレシピ3選 2003p044_05.jpg水分を捨て、泡だて器で崩す

ガッツリ豆腐を味わう「豆腐ステーキ」も!冷凍もめん豆腐のガッツリレシピ3選 2003p044_06.jpgザルに上げ、水を切る

冷凍すると便利でおトクです

  • 冷凍⇒解凍すると水分が抜けるので、肉のような弾力のある食感になる。
  • 解凍したら手ではさむようにすると簡単に水きりできる。
  • 組織が壊れてスポンジ状になるので、調味料の味がしみ込みやすくなる。
  • 日持ちがするのでストック食材としていつでも使える。

取材・文/石井美佐 撮影/中野正景

『もめん豆腐はエライ!』その他の記事はこちら

 

<教えてくれた人>

村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

管理栄養士、料理研究家。福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。これまでの著書は345冊、計740万部。

■村上祥子さんの「さば缶+魚缶」レシピが一冊に!

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「村上祥子さんのずっと健康でいたいから さば缶+魚缶大活用おかず」(『毎日が発見』健康ブック Kindle版)

定期誌『毎日が発見』の人気特集が1冊の電子ブックになって登場!第一線で活躍し続ける料理研究家・村上祥子さんが、人気のさば缶を使ったレシピを考案。「さば缶ときのこの甘酢煮」「さばともやしのスープ」「にらさば」「さばピーマン」など、さば缶と身近な野菜・食材だけで、短時間で作れる簡単なメニューが満載です。認知症予防に働くDHA、血液サラサラ効果のEPA、筋肉の合成を促す必須アミノ酸であるロイシンなどが豊富に含まれるさば缶を、管理栄養士でもある村上さんのレシピでぜひ使いこなしてください♪

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この記事は『毎日が発見』2020年3月号に掲載の情報です。

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