風邪予防に効果発揮! 免疫力をアップする「煮しょうがシロップ」でしょうが湯習慣♪

血行を促進し、体を温めてくれる「しょうが」は、冷え性改善に嬉しい食材として積極的に取り入れたいもの。ほかにも強い抗菌力、消化・吸収能力を高める、アンチエイジング、コレステロールの調整などしょうがの健康パワーはたくさんあります。今回、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに「煮しょうがシロップと活用ドリンク」を教えていただきました。

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風邪予防に効果発揮!免疫力アップ
煮しょうがシロップ

毎日のお茶をしょうがシロップのしょうが湯に代えて継続的に飲めば、免疫力が上がって風邪をひきにくくなり、体も温めることができます。

煮しょうがは薬味などとして、料理に利用することもできます。

保存期間
冷蔵で1カ月、冷凍で2カ月保存可能。

材料(作りやすい分量)
しょうが(皮付き)...100g
水...150ml
(A)砂糖...100g
(A)レモン汁...大さじ1

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しょうがシロップ:大さじ1あたり38kcal/塩分0g
煮しょうが:大さじ1あたり9kcal/塩分0g

作り方
① しょうがは洗って水分をふき、皮付きのまま薄切りにする。

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② 鍋に①と水を入れ、火にかける。

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③ 沸騰したらAを加えて混ぜ、弱火で約10分煮て火を止め、ふたはしないままで冷ます。

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④ 粗熱が取れたら乾いた瓶に入れ、冷蔵保存する。または煮しょうがとしょうがシロップを分けて保存してもよい。

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「ジンジャーティー」

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1人分9kcal/塩分0g

紅茶に大さじ1の煮しょうがを添える。ロシアンティーに添えられる「ヴャレーニエ(ジャム)」のように、飲むときに紅茶に入れる。

「しょうが湯」

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1人分38kcal/塩分0g

しょうがシロップ大さじ1をカップや湯のみに入れ、熱湯100mlを注ぐ。1日2回、朝夕に飲んで、風邪予防。

【まとめ読み】特集「しょうがの保存食レシピ」記事リスト

取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)

 

<教えてくれた人>

管理栄養士 料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」で50万点の資料が一般公開されている。

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『村上祥子のシニア料理教室』

(村上祥子/女子栄養大学出版部)

1,300円+税

月に一回開かれるシニア向け料理教室で人気のメニューが満載。「これならできる!」「食べやすい!」と生徒さんたちに大好評の130のレシピを公開しています。

この記事は『毎日が発見』2021年1月号に掲載の情報です。

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