いらないものは減らしたのに、ごちゃごちゃしてしまうキッチン。そんなお悩みはありませんか? 実は、ものを捨てなくても、すっきりと片付く方法があるんです! そこで今回は、整理収納アドバイザーの中山真由美(なかやま・まゆみ)さんに「ごちゃごちゃしがちなコンロ下のフライパン&調味料の収納術」についてお聞きしました。
コンロ下
【Before】
[悩み]
・フライパンが取り出しにくい
・調味料がごちゃつく
【After】
ラックやケースで定位置を作ると出し入れがラク
深くて広いコンロ下の引き出しは、収納グッズで空間を仕切ることがポイント。
「フライパン専用スタンドをセットし、空いたスペースにファイルケースやプラカゴを入れて細かいものをしまうと、取り出しやすくなります」
●買い置きは奥にまとめましょう
調味料は使用中のものは手前に、買い置きは奥にまとめておくと、在庫量が把握しやすくなります。
●調味料や消耗品は種類ごとにファイルケースに立てる
ファイルケースは、ボトルなど倒れやすいものを取り出しやすく整理するのにぴったり。キッチンペーパー、ラップ類なども立てれば省スペースに。
●フライパンとふたは立ててしまうと取り出しやすいんです
重ねてしまいがちですが、正解は立てる収納。専用ラックやファイルケースを使えば、簡単にすっきりしまえます。
縦・横置けるフライパンスタンド 508円(税込)/ニトリ
問:ニトリお客様相談室 0120-014-210 ※フライパンスタンドは商品入れ替えにつき、取り寄せに時間がかかる場合があります。
《フライパンはコンロ下、鍋はシンク下と分けてしまいましょう》
鍋やフライパンの収納場所は、目的によってシンク下とコンロ下を分けておくと便利。
「パスタ鍋、みそ汁用の鍋など、水を入れてから使うことが多い鍋はシンク下、フライパン、中華鍋など、すぐ火にかけるものはコンロ下と覚えておきましょう。ふたも、鍋の収納場所に合わせてしまい分けて」
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取材・文/佐藤由香 撮影/福島章公 イラスト/石坂しづか