さまざまなジャンルの商品が品数豊富にそろう、このごろの100円ショップ。プランターから土や種、肥料はもちろん、種まきから収穫までに必要な園芸用品だって充実しています。今回は、園芸家のいでGさんに100円ショップの園芸用品で準備したプランター菜園で「小かぶを育てる方法」について教えてもらいました。
小かぶ
栽培しやすい小かぶならプランターでも栽培できます。
春に種をまいて収穫は40～50日後。
葉も食べられるので、チャレンジしてみてください。
種まき
プランターに鉢底石、野菜の土を入れたら、プランターの横の縁に沿って2本スジをつけ、少しずつ種をまいていく。
芽が出た
種まき後、1週間で発芽。寒い夜はビニール袋で保温する。
間引き
芽が出そろったら混み合っているところをピンセットを使ってていねいに間引く。
間引き後は、浮き出た苗に土を寄せ、ジョウロで水をやり、根を落ち着かせる。
2回目の間引きを終えた様子。
種まき後、50日ぐらいで収穫。
《寒い日はビニール袋で保温》
家庭用の大きなビニールのごみ袋にプランターごと入れます。苗が成長してきたら針金ハンガーなどを利用してビニール袋をかぶせてトンネルを作り、保温します。温室効果で外気温より2度ほど高くなり、風対策にも。
発芽直後は、ビニール袋に入れて保温。
成長したら、針金とビニール袋でトンネルを作る。
苗に袋が当たらないようにする。
収穫までの手入れ
本葉が出たら、2回目の間引きをし、本葉4、5枚までに間引きを繰り返し、株間を12cm程度に広げていきます。
水やり
土が乾いたら、やる程度で。比較的乾燥に強い野菜です。
置き場所
日が当たる明るいところに。苗が小さいうちは、雨の日はひさしのあるところに置きます。
肥料
2回目、3回目の間引き後に1株当たりひとつまみの粒状肥料を与え、土に混ぜ込みます。
収穫
草丈が20～25cmぐらいになったら、大きなものから収穫します。
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撮影／原 務 イラスト／小林マキ
