薬、化粧品、文房具...バラつくものの「10分片付け」

12月は大掃除をしたり、お正月の準備などで忙しい時期。片付けまで手が回らない!とならないように、計画を立ててムリなくすすめたいものです。「やみくもに手をつけても、疲れて中途半端に終わってしまいます。時間や場所、ものなど、作業の範囲をあらかじめ決め、がんばり過ぎないこと。小さい範囲ならすぐに終わるので達成感があり、ゲーム気分で片付けが楽しめますよ」と整理収納アドバイザーの中山真由美さん。
今回は、年に一度は見直したい、10分でできる「バラつくもの」の片付けを教えていただきました。

使用期限切れのほか、使い方がわからない処方薬も捨て時

薬にも使用期限があるのを知っていますか? 箱や容器に明記してあるので、日にちを確認して過ぎていたら処分を。カイロ、サプリメントやドリンク剤のほか、目薬、湿布、塗り薬などの外用薬も忘れずにチェックして。

薬、化粧品、文房具...バラつくものの「10分片付け」 1912p021_03.jpg文房具

かけないペンや切れないはさみなどは抜き取って

なかなか見直す機会がない文房具ですが、古くなるとペンのインクが出なくなったり、のりが乾いて使えなくなります。はさみやカッターなどは、さびている場合も。古びたものは抜き取って処分しましょう。

薬、化粧品、文房具...バラつくものの「10分片付け」 1912p021_04.jpg化粧品、ヘアケア製品

すぐにいらないと判断できる使い残しから処分します

新製品が出た、髪型が変わった、肌に合わなくなったなど、さまざまな理由で使い残したものは結局使いません。残量にかかわらず処分して。試供品の使用期限は1年ほどなので、旅行用ではなく、日常で使い切りを。

薬、化粧品、文房具...バラつくものの「10分片付け」 1912p021_05.jpg

傷んだもの、履き心地が悪いものから処分を

自分のものだけでもいいので、よく履く靴と不要な靴を分けてみましょう。ざっと見て痛みが激しい靴、履き心地が悪い靴は処分のタイミング。あまり履いていない靴も経年劣化している場合があるので、よく確認して。

薬、化粧品、文房具...バラつくものの「10分片付け」 1912p021_06.jpg

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<教えてくれた人>
中山真由美(なかやま・まゆみ)さん

インブルーム(株)取締役(整理収納サービス事業部責任者)、整理収納アドバイザー。整理収納コンサルティングやセミナーのほか、テレビなど多数のメディアで活躍。著書に『散らからない仕組み」(主婦の友社)など。

この記事は『毎日が発見』2019年12月号に掲載の情報です。

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