12月は大掃除をしたり、お正月の準備などで忙しい時期。片付けまで手が回らない!とならないように、計画を立ててムリなくすすめたいものです。「やみくもに手をつけても、疲れて中途半端に終わってしまいます。時間や場所、ものなど、作業の範囲をあらかじめ決め、がんばり過ぎないこと。小さい範囲ならすぐに終わるので達成感があり、ゲーム気分で片付けが楽しめますよ」と整理収納アドバイザーの中山真由美さん。
今回は、年に一度は見直したい、10分でできる「バラつくもの」の片付けを教えていただきました。
薬
使用期限切れのほか、使い方がわからない処方薬も捨て時
薬にも使用期限があるのを知っていますか? 箱や容器に明記してあるので、日にちを確認して過ぎていたら処分を。カイロ、サプリメントやドリンク剤のほか、目薬、湿布、塗り薬などの外用薬も忘れずにチェックして。
文房具
かけないペンや切れないはさみなどは抜き取って
なかなか見直す機会がない文房具ですが、古くなるとペンのインクが出なくなったり、のりが乾いて使えなくなります。はさみやカッターなどは、さびている場合も。古びたものは抜き取って処分しましょう。
化粧品、ヘアケア製品
すぐにいらないと判断できる使い残しから処分します
新製品が出た、髪型が変わった、肌に合わなくなったなど、さまざまな理由で使い残したものは結局使いません。残量にかかわらず処分して。試供品の使用期限は1年ほどなので、旅行用ではなく、日常で使い切りを。
靴
傷んだもの、履き心地が悪いものから処分を
自分のものだけでもいいので、よく履く靴と不要な靴を分けてみましょう。ざっと見て痛みが激しい靴、履き心地が悪い靴は処分のタイミング。あまり履いていない靴も経年劣化している場合があるので、よく確認して。