胃腸の粘膜を保護するビタミンUや、がん予防に効果があるとされるファイトケミカルなど、豊富な栄成分を含むキャベツ。酢に漬けて「酢キャベツ」を作れば、こうした栄養素を効果的に取り入れることができます。いろいろと使えて、調味料代わりに用いれば減塩も可能。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子（むらかみ・さちこ）さんに、「酢キャベツで作るあえものレシピ」を教えてもらいました。
「酢キャベツなます」
酢キャベツであえるのでいわしは酢で締める手間はなし。
1人分133kcal／塩分1.0g
材料（2人分）
酢キャベツ...50ｇ
いわしまたはあじ刺し身用(三枚おろし）...50ｇ
大根...200ｇ
（A）だし汁...大さじ２
（A）酢...大さじ２
（A）塩...小さじ1/4
（A）砂糖...大さじ１
（A）みりん...大さじ１
白いりごま...小さじ１
ゆずの皮のせん切り...少々
作り方
（1）大根は５cm長さの太めのせん切りにし、酢キャベツを加えて混ぜ、しんなりするまでおく。
（2）いわしは骨を抜き、細切りにする。
（3）（1）を軽くしぼり、（2）とA、ごま、ゆずの皮を加えてあえる。
「酢キャベツとチキンの白あえ」
市販のサラダチキンを使ってもおいしくできます。
1人分146kcal／塩分0.6g
材料（2人分）
酢キャベツ...50ｇ
鶏むね肉（皮なし）...50ｇ
もめん豆腐...100ｇ
塩、こしょう...各少々
（A）白すりごま...大さじ１
（A）スキムミルク...大さじ２
（A）薄口しょうゆ...小さじ1/2
作り方
（1）豆腐はペーパータオルに包み、上に小皿２枚をのせて10分おき、水きりする。
（2）フードプロセッサーに（1）とAを入れ、滑らかになるまで回す。
（3）酢キャベツは軽く汁をきり、３cm長さのザク切りにする。
（4）鶏むね肉に塩、こしょうをして耐熱皿にのせる。ふんわりとラップをして電子レンジ600Ｗで１分加熱し、冷めたらほぐす。
（5）（2）に（3）（4）を加えて混ぜる。
「さば缶と酢キャベツの酢みそ」
みそ+マヨネーズでマイルドな酢みそです。
1人分98kcal／塩分1.3g
材料（2人分）
酢キャベツ...50ｇ
さば水煮缶の身...40ｇ
（A）みそ...大さじ１
（A）砂糖...大さじ１
（A）マヨネーズ...小さじ１
（A）溶きがらし...小さじ1/2
作り方
（1）さば缶の身は細かくほぐす。
（2）ボウルに酢キャベツを入れ、Aを加えて混ぜ、さらに（1）を加えてあえる。
