「無趣味。どうしたら楽しく生きられる?」という人へ。僧侶が解決策を伝授!

こうしてたびたび頭を休める時間を持つようにすると、だんだんと直観力が高まり、自分の意志が見えてくるようになります。

自分の意志がわかってきたら、それに従うために意思を使っていけばいいのです。

この段階になってから頭を使うわけです。

例えば、「太るのは嫌」、でも「ケーキが食べたい」という意志があるなら、太らずにケーキを食べるために考えたり調べたりしてみましょう。

すると、「太らないためには後で30分くらいジョギングすればカロリーが消費できるから平気」などと答えが見えてきますね。

意志の通りにケーキを食べても意思が工夫してくれるので大丈夫なんです。

そうすると満足もできて、カロリーや運動についての知識や知恵も得られて一石二鳥ですよね。

「仕事が忙しい」けれど「海外旅行に行きたい」という意志があるなら、休みを取る方法や、費用を捻出する方法を意思で考えたり調べたりしてみましょう。そうして旅行に行ければ満足しますし、休みを取るために上司を説得するテクニックや、旅行費用をうかす知識や知恵も得られますね。

意志を通すために、自分の頭だけで考えるのではなく、人に考えてもらうのもよいことです。

欲しいなら欲しい、食べたいなら食べたい、とシンプルに口に出して人に伝えてみれば、「使わないからあげるよ」「美味しい店を紹介するよ」と言ってもらえるかもしれません。

「自分の時間を優先すると仕事に支障が出る」と思って躊躇する人もいますが、長い目で見ればそちらのほうが人生に支障が出てしまうことになるから要注意。

自分が何を好きかわからないままで生きていても、幸せは感じられないですからね。

 
※本記事は山平 善清著の書籍『日本一「楽」を生きるお坊さんの開運説法 あの世のお力借りてみな』から一部抜粋・編集しました。
PAGE TOP