『思いどおりにぜんぶ叶えてくれる潜在意識の魔法』 (スピリチュアルakiko/KADOKAWA)第10回【全11回】
「願望がぜんぶ叶えられる世界、そのカギは潜在意識にあります」と言うのは、2015年からスピリチュアル活動をはじめトータル2000人ほどのセッションや講座を経験してきたスピリチュアルakikoさん。 その著書『思いどおりにぜんぶ叶えてくれる潜在意識の魔法』 (KADOKAWA)では、自分自身の中にあるマインドブロックを外すことで、自由に願いを叶える方法を紹介しています。仕事、お金、恋愛、人間関係など、日常ですぐに使える潜在意識の書き換えは、1日何個でも実践可能! マインドブロックを外して、自由に願いを叶えて幸せになりましょう。
※本記事はスピリチュアルakiko著の書籍『思いどおりにぜんぶ叶えてくれる潜在意識の魔法』から一部抜粋・編集しました。
いつも豊かにお金がある
「お金の豊かさはいつもある」と書きました。実際に私たちはいつも豊さに囲まれていま
す。
でも、そんなふうに言われても、現実として「全然豊かじゃないよ」と思う方も多いと思います。私たちは長らく、「豊かさ=お金の豊かさ」というのが常識になっていたので、「お金がない自分自身は豊かではない」と思い込んでしまっています。
私もお金がないときはギスギスしていて、豊かさを感じたくても苦しすぎて、無理でした。身近な豊かさ、お金の豊かさは、私からすごく、すごーく遠いものだと思い込んでいました。
お金を基準とした豊かさに、まんまとはまり込んでいたわけです。
でも、経済的には豊かじゃないけれど気持ちは豊か、という方もいらっしゃいます。
お金がなくても豊かなのです。日常の中にあふれんばかりの豊かさはすでに存在しているのです。
その豊かさに気がついていくこと、その豊かさに触れていくことがお金の豊かさに直結していきます。
そもそも豊かさとはなんなのか。それは「あるものすべて」です。
今まで私たちは「ない」というところに強く意識を向けて不足感を感じてきました。
「お金がない」「恋人がいない」「仕事ができない」「容姿が良くない」......というように。
人は、どうしてもそこに強く意識が向くようになっているのです。
でも、「あるもの」や「いいところ」に意識を向けていくと、すでにあふれんばかりの「あるもの」に気がつくと思います。
「自分がいる」「スマホがある」「机がある」「椅子がある」「パソコンがある」「今のこの時間がある」......など。疑いなく、そこにありますよね? そうやって、「あるところ」にどんどん意識を向けてみてください。
「ない」に意識を向けると、すごく苦しくて嫌な気持ちになってしまいます。
ところが、同じ状況でも、「ある」に意識を向けていくと、面白いようにどんどん満たされていきます。力がわいてくるのがわかると思います。
だからこそ、まずはこの「ある」に意識を向けて、あなたの日常はすでに「あるもの」であふれていると気がついて、その豊かさを感じてみてください。
私はこれを毎日やっています。私たちが探し求めている豊かさとは、もう、今ここにあるのです。
そして、この意識に慣れてきたら、今、現実にお金がたくさんある豊かさを感じてみてください。
「お金がない」と思ってしまう方。「お金がある」そこに意識を向けると、「お金がある」ことになりませんか? あなたが望む金額や、これだけあれば安心だと感じる金額と、今「ある」と認めたお金は、まったくもって同じ豊かさなのです。
そして、今あるお金の豊かさ、その波動を感じていると、どんどん現実が楽しく、豊かさそのものになってきます。すると、お金の豊かさも自然に現実になっていきます。
だからまず、豊かさに気がつくこと、あるものに意識を向けること。
それでも抵抗が出てくる方は、「豊かさを受け取っていい」「豊かさはいつもここにある」「お金の豊かさを受け取っていい」などの書き換えをすると効果的です。