2億5000万年後、世界は一つの大陸になる !?/地球の雑学

pixta_8615207_S.jpg地球はどうやって生まれたのか? 人間の身体の知られざる秘密など、思わずだれかに話したくなる理系のウンチク。本書『人類なら知っておきたい 地球の雑学』で、あなたの雑談を"スケールアップ"させませんか?

◇◇◇

前の記事「 8 0 0 0 万年後、 日本とハワイはくっつく !?/地球の雑学(34)」はこちら。

 

2億5000万年後、世界は一つの大陸になる!?

世界は、太平洋、大西洋、インド洋という三つの大洋と、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸、南アメリカ大陸、北アメリカ大陸、南極大陸という六つの大陸で構成されている。

しかし、地球が誕生して以来、世界は常に同じ姿をしていたわけではない。現在の大陸の姿も、2億年以上前に存在した超大陸「パンゲア」が分裂を繰り返すことで形成されたが、そのメカニズムを考えるときにカギとなるのが、「プレート」の移動である。

地球は中心から核、マントル、地殻という層構造になっているが、マントルの最上部と地殻は10数枚の岩盤でできている。この厚さ100キロメートルほどの岩盤がプレートで、地球の表面は14~15枚の巨大なプレートによって覆われている。太古より、地球内部のマントルが対流することで、プレートは年に数ミリから数センチメートルほど移動してきたが、大陸の結合や分裂は、その動きに連動することで発生しているというのが現在の定説だ。

スーパーコンピューターを使った最新のシミュレーションによると、2億5000万年後の地球では、世界中のほとんどの陸地が集まって超大陸「アメイジア」が形成されると予測されている。

解析によると、「アメリカ」と「アジア」をつなげたアメイジアという造語のとおり、ユーラシア大陸と北米大陸がつながり、アフリカと南米大陸も北半球寄りに移動。その結果、北極を中心に超大陸が形成される可能性が示唆されている。

ちなみに、南極大陸はそのまま残るが、日本列島は北上したオーストラリア大陸と、隣にあるユーラシア大陸にはさまれることで、超大陸の一部に取り込まれてしまうという。

 

次の記事「オシドリの夫婦は決して「おしどり夫婦」ではない/地球の雑学(36)」はこちら。

※「地球の雑学」その他の回はこちら

51dO13z00kL.jpg

人類なら知っておきたい 地球の雑学

(雑学総研/KADOKAWA)

眠れないほど面白い理系ウンチク212! 思わず誰かに話したくなる「理系のウンチク」を集めました。職場で家庭で、日々の「雑談」に役立つ、動植物・天体(太陽系)・人体・天気・元素・科学史など、「理系ジャンルネタ」が存分に楽しめる必読の一冊です!

この記事は『人類なら知っておきたい地球の雑学』からの抜粋です。
友だちに教える
この記事が気に入ったらいいね!しよう
毎日が発見の最新記事をお届けします。
PAGE TOP