舞台衣装作家の岡本孝子さんに「きもののリフォーム」について教えていただく、定期誌『毎日が発見』の人気連載。今回は、「軽やかなケープ」をご紹介します。
【前回】さらっと羽織れる1枚仕立て♪ きものをリフォームして軽やかな「春コート」に!シンプルなケープは幾通りにも楽しめます
長方形のきもの地にリボンを付けただけのケープ。
一枚あると、写真のようにおしゃれの幅が広がり、おすすめです。
コートを作るのが大変な人は、ぜひケープだけでもいかがですか?
きもの地でなく、洋服地で作ってもいいですね。
肩に掛ける感覚で。二の腕が包まれ、カーディガンを羽織ったような暖かさがあります。
長さは128cm、幅はきもの地の幅。いろいろな使い方ができるよう考えられたサイズです。裏地を付け、程よい重みをもたせています。
胸元をゆったりとたわませて
リボンの結び目を背中側にもっていくと、ショート丈のポンチョ風に。ストールを一巻きしたようで、顔まわりが華やぎます。
オーバースカート風に
発想を変えて腰で巻いてみました。左右で異なる丈感と、脇のリボンの結び目が目を引きます。
スレンダーな斜め掛け
すっきりとしたインナーに合わせると、きもの地の斜めのラインが際立ちます。リボンは左脇で結んでいます。
ケープを作ってみましょう
リボンを作る
ケープを作る