長方形の布にリボンをプラスするだけ♪ 重ねておしゃれな「ケープ」の作り方

まずきものをほどきましょう

1.使うきものを広げます。

長方形の布にリボンをプラスするだけ♪ 重ねておしゃれな「ケープ」の作り方 2203_P095_01.jpg2.ぬい目をほどいて、図のような四角い布に戻します。


長方形の布にリボンをプラスするだけ♪ 重ねておしゃれな「ケープ」の作り方 2203_P095_02.jpg

《ここでは、「内揚げ」をのばして使いました》

きものには、下図のように、内側にぬい込まれた「内揚げ」という部分があります(きものによってはないものもあります)。

裾がすり切れたり、丈を長くしたいときに、この部分をのばして仕立て直しをします。

今回は、はぎ合わせなし(1枚布)のケープを作るため、内揚げをのばして用尺を確保しました。

丈はきものによって異なりますので、内揚げを使っても用尺が足りない場合は、途中ではぎ合わせましょう。

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裁ち方

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長方形の布にリボンをプラスするだけ♪ 重ねておしゃれな「ケープ」の作り方 fujisan.jpg

取材・作図/飯田充代 撮影/木下大造 スタイリング/岡部久仁子 イラスト/小池百合穂

 

岡本孝子(おかもと・たかこ)さん

1937年、東京生まれ。文化服装学院デザイン科卒業。87年より劇団SCOT主宰の鈴木忠志さんとともに舞台衣装制作に携わる。現在もオペラなど多くの舞台衣装を作り、プライベート
でもきものリフォームを楽しんでいる。

この記事は『毎日が発見』2022年3月号に掲載の情報です。
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