まずきものをほどきましょう
1.使うきものを広げます。
2.ぬい目をほどいて、図のような四角い布に戻します。
《ここでは、「内揚げ」をのばして使いました》
きものには、下図のように、内側にぬい込まれた「内揚げ」という部分があります(きものによってはないものもあります)。
裾がすり切れたり、丈を長くしたいときに、この部分をのばして仕立て直しをします。
今回は、はぎ合わせなし(1枚布)のケープを作るため、内揚げをのばして用尺を確保しました。
丈はきものによって異なりますので、内揚げを使っても用尺が足りない場合は、途中ではぎ合わせましょう。
裁ち方
取材・作図/飯田充代 撮影/木下大造 スタイリング/岡部久仁子 イラスト/小池百合穂