ジャンボかぎ針で裂き編みに挑戦して、生活小物を作ってみませんか? 使う布の種類によって風合いが変わるのも面白いです。そこで、絵本作家、手芸作家、イラストレーターとして活躍する堀川 波さんに「裂き編みで作る鍋敷き&コースター」を教えていただきました。
鍋敷き
丸い面を編みます
材料(できあがり直径14cm)
好みの布テープ...約9m
※布は薄く、滑りの良いものが向いています。
作り方
輪を作り、そこに細編みをし、目数を増やしながら円に編んでいく。
(1)人さし指に布テープをかけて、輪を作る。
(2)輪の中にかぎ針を入れてテープを引き出し、かぎ針にテープをかけて引き抜く。立ち上がりを作る。
(3)輪の下にかぎ針を入れてテープを引き出す。
(4)かぎ針にテープをかけて一気に引き抜く。これで細編みが1目できた。
(5)さらに細編みを合計8目編む。
(6)最初の立ち上がりの鎖にかぎ針を入れてテープを引き抜く。これで1段編めた。
(7)テープの端を引っ張り、輪を縮める。布によっては強く引くと切れてしまうので、無理に輪を縮めなくても良い。
(8)鎖の裏山にかぎ針を入れて、テープを引き抜く。
(9)かぎ針にテープをかけて引き抜く。
(10)編み図の通り、2段目は同じ目に2つ細編みを作り、16目にする。3段目は同じ目に2つ細編みをするのを一つおきにして、24目にする。4段目は普通に2目編み、3目めに2つ細編みを繰り返し、32目にする。編み図の通り、6段編む。
(11)6段目まで編んだら、7段目の途中で鎖編みを7目編む。
(12)3目先にかぎ針を入れて、テープを引き抜き、細編みをする。
(13)最後まで編んだらテープを引き抜いて、留める。
(14)テープを切り、編み目に2、3回くぐらせて切る。他に出ているテープも同様にする。
できあがり!
コースター
材料(できあがり直径10cm)
好みの布テープ...約8m
作り方
鍋敷きと同様に、円を作りながら5段編む。
布によって編み地が違います
単色
ストライプ
柄もの数種
撮影/原 務 作品制作/今井奈緒