新聞紙で作るゴミ箱が生ごみを捨てる時や災害時に大活躍!作り方や活用法など

読み終わった新聞紙でゴミ箱を作ればキッチンやサニタリー、リビングで活躍するだけでなく、災害時などさまざまな場面で活用できて、大変便利です。 新聞紙には消臭効果があるため、新聞紙に包んでから捨てると臭いが外に漏れにくくなります。しかも水分を吸い取る働きもあるので、生ゴミはもちろん、いざという時は簡易トイレにも使える優れもの。 新聞紙ゴミ箱の作り方は、折り紙感覚でパタパタ折るだけととっても簡単。はさみものりも、一切使いません。リサイクルにもなるので、ぜひ新聞紙ゴミ箱の作り方を覚えておきましょう。 今回はおりがみ会館の小林一夫(こばやし・かずお)さんに、「新聞紙で作るゴミ箱」について方法を教えてもらいました。特に使い勝手のいい、平型や四角深型、縦型の3点の折り方を紹介。手順さえ覚えれば、1分もかからずに作れるようになりますよ。

▶新聞紙ゴミ箱の作り方はこちら

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新聞紙で作るゴミ箱のいいところは、使い捨てできること。

空いた時間に作って、できたものから使っていけば、大量にたまった重たい新聞紙をひもで結び、古紙として回収日に出す手間も省けます。

材料を買わずにできるのもうれしいところ。

レジ袋が有料になったいま、それをゴミ袋として使っていた人にもおすすめです。

使い勝手のいい形の3点と折り方をご紹介します。

広げた新聞紙を2枚重ねて、丈夫に仕上げましょう

新聞紙を2枚重ねにして折ると、丈夫なゴミ箱になり安定感が増します。ずれないよう端を留めておくと、なお折りやすいです。新聞紙で作るゴミ箱が生ごみを捨てる時や災害時に大活躍!作り方や活用法など 2103_P057_01.jpg

折り目をきっちり付けるにはへらがおすすめ

へらを折り目に押し当てると、折り目がきっちり付いてきれいに仕上がります。スプーンの裏や指の腹を使っても。新聞紙で作るゴミ箱が生ごみを捨てる時や災害時に大活躍!作り方や活用法など 2103_P057_02.jpg

《テーブル上でも活躍》

平型(下写真)にまちを取ると四角型になります。2枚重ねにしてあるので、形崩れなし。サイズは約16×16×14cm。ダイニングテーブル上で紙くず用としても重宝するはず。新聞紙で作るゴミ箱が生ごみを捨てる時や災害時に大活躍!作り方や活用法など 2103_P057_03.jpg

《キッチンで》

平型は、例えば、野菜くずや魚の頭などを入れる生ゴミ用に。新聞紙が水分や油分を吸い取り、嫌な臭いを抑えてくれます。これがあれば三角コーナーいらずです。新聞紙で作るゴミ箱が生ごみを捨てる時や災害時に大活躍!作り方や活用法など 2103_P057_04.jpg

《ゴミ箱の中箱に》

四角深型は、いつも使っている四角いゴミ箱の中箱として使うのも手です。深さがあるので意外と容量たっぷり。じゃがいもや玉ねぎなどストック野菜の保存箱にもよさそう。新聞紙で作るゴミ箱が生ごみを捨てる時や災害時に大活躍!作り方や活用法など 2103_P057_05.jpg

●捨てるときも手間なし!

左右に付いているたれの部分を持てば、出し入れも移動も簡単。新聞紙で作るゴミ箱が生ごみを捨てる時や災害時に大活躍!作り方や活用法など 2103_P057_06.jpg

【次ページ:新聞紙のゴミ箱<平型>と<四角型>の作り方】

 

<教えてくれた人>
おりがみ会館
小林一夫(こばやし・かずお)さん
お茶の水おりがみ会館館長。1858年創業の和紙の老舗「ゆしまの小林」4代目社長。日本人の心と暮らしを豊かに彩るおりがみの魅力を幅広く伝えている。

この記事は『毎日が発見』2021年3月号に掲載の情報です。

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