読み終わった新聞紙でゴミ箱を作ればキッチンやサニタリー、リビングで活躍するだけでなく、災害時などさまざまな場面で活用できて、大変便利です。 新聞紙には消臭効果があるため、新聞紙に包んでから捨てると臭いが外に漏れにくくなります。しかも水分を吸い取る働きもあるので、生ゴミはもちろん、いざという時は簡易トイレにも使える優れもの。 新聞紙ゴミ箱の作り方は、折り紙感覚でパタパタ折るだけととっても簡単。はさみものりも、一切使いません。リサイクルにもなるので、ぜひ新聞紙ゴミ箱の作り方を覚えておきましょう。 今回はおりがみ会館の小林一夫(こばやし・かずお)さんに、「新聞紙で作るゴミ箱」について方法を教えてもらいました。特に使い勝手のいい、平型や四角深型、縦型の3点の折り方を紹介。手順さえ覚えれば、1分もかからずに作れるようになりますよ。
新聞紙で作るゴミ箱のいいところは、使い捨てできること。
空いた時間に作って、できたものから使っていけば、大量にたまった重たい新聞紙をひもで結び、古紙として回収日に出す手間も省けます。
材料を買わずにできるのもうれしいところ。
レジ袋が有料になったいま、それをゴミ袋として使っていた人にもおすすめです。
使い勝手のいい形の3点と折り方をご紹介します。
広げた新聞紙を2枚重ねて、丈夫に仕上げましょう
新聞紙を2枚重ねにして折ると、丈夫なゴミ箱になり安定感が増します。ずれないよう端を留めておくと、なお折りやすいです。
折り目をきっちり付けるにはへらがおすすめ
へらを折り目に押し当てると、折り目がきっちり付いてきれいに仕上がります。スプーンの裏や指の腹を使っても。
《テーブル上でも活躍》
平型(下写真)にまちを取ると四角型になります。2枚重ねにしてあるので、形崩れなし。サイズは約16×16×14cm。ダイニングテーブル上で紙くず用としても重宝するはず。
《キッチンで》
平型は、例えば、野菜くずや魚の頭などを入れる生ゴミ用に。新聞紙が水分や油分を吸い取り、嫌な臭いを抑えてくれます。これがあれば三角コーナーいらずです。
《ゴミ箱の中箱に》
四角深型は、いつも使っている四角いゴミ箱の中箱として使うのも手です。深さがあるので意外と容量たっぷり。じゃがいもや玉ねぎなどストック野菜の保存箱にもよさそう。
●捨てるときも手間なし!
左右に付いているたれの部分を持てば、出し入れも移動も簡単。