冬はお風呂をゆっくり楽しむのにぴったりの季節です。入浴剤があればより充実したなお風呂タイムに♪ 購入することが多い入浴剤ですが、手作りすれば、香りも色も穏やかで、何が入っているか分かって安心です。そこで今回は、ナチュラルライフを提案する佐光紀子さんに、発泡作用で血行を促進する「重曹とクエン酸を合わせたバスボムの作り方」を教えてもらいました。
泡作用で血行促進
バスボム
重曹とクエン酸を混ぜ合わせたバスボムは、お湯に入れるとシュワシュワと発泡します。
二酸化炭素の泡の効果で血行が良くなり、リラックス効果も期待できます。
材料(200Lくらいの浴槽で5~6回分)
・重曹 2カップ
・クエン酸 1カップ
・グリセリン 大さじ1
・コーンスターチ 大さじ1
作り方
①ボウルに重曹とコーンスターチを入れる。下から返すようによく混ぜる。
②グリセリンを加え、ほぐすように全体をしっかり混ぜる(精油を入れる場合は数滴垂らす)。クエン酸を入れ、よく混ぜる。
③5~6等分してぎゅっと丸く握る。崩れるようならラップで包む。好きな型に入れて成形しても。1日乾燥させ、チャック付きポリ袋で保存し、早めに使い切る。
使い方
入浴時に投入して発泡を楽しみましょう
バスボムの醍醐味は発泡なので、事前に入れておかず、湯船につかると同時に入れます。浴槽の底からシュワシュワと細かい泡が体を包んで血行が良くなり、リラックスできます。
おしゃれにラッピングしてプレゼントに
100円ショップのラッピング袋に入れて、知人やお世話になった人へのちょっとしたプレゼントに。成形前に食用色素を付属のスプーン半分くらい入れると、きれいな色になります。
●コーンスターチのデンプン質は、重曹とクエン酸が反応しないよう遮断剤の役割を果たします。
取材・文/米原晶子 撮影/吉田篤史