新型コロナウイルスに翻弄された2020年。生活スタイルや人との関係など、多くの変革を迫られた一年でした。では、2021年は、いったいどのような年になるのでしょう? 今回は社会運勢学会理事の山口知宏さんに、2021年の恵方や、世の中の動きを解説していただきました。
2021年の恵方は「南」
【恵方とは】
一年の徳分がある方位のこと。2021年は「南」で、正確には南30度を10度ずつ3等分した東寄りの10度に恵方がかかる。自宅から750m以上離れた恵方の神社仏閣や教会などをお参りすれば「恵方参り」となる。
【恵方置きは水仙とフクロウ】
家の中でも恵方を活用でき、家族にも効果を及ぼせる「恵方置き」。2021年は家の中に方位磁石を置いて南を測定し、その延長線上の壁際に恵方グッズを置くといい。2021年は、水仙の絵や写真、切り花をはじめ、フクロウの置物などを置くと効果的。
2021年、世の中の動きは?
●日本の政治・経済
菅義偉氏が首相に就いたことで地銀再編が加速。経済の立て直しに加え、規制緩和や行政改革も実務派らしく堅実に進めていくだろう。格差問題にもバランスよく対処できる資質がある。
●世界の動き
アメリカ大統領選挙は難航を極めたが、2021年1月20日にバイデン政権発足の見通し。アメリカの対ロシア、対中国政策に注目が集まる。インドを含めたアジアの新しい経済連携も待望される。
●自然災害
2020年は長雨による水害が多かったが、2021年は暑さが厳しい年と予測される。猛暑の影響で海水温が上がるので台風に注意。また、火山性地震のリスクも考慮したい。
【まとめ読み】特集「2021年私の『運勢』と『人間関係』」記事リスト
取材・文/田辺千菊(Choki!)