定期誌『毎日が発見』で掲載中の「坂内鏡子さんのナチュラルソーイング」より、1つの型紙ベースにして作る「巻きスカート&エプロンスカート」の魅力をご紹介。シンプルな形の中におしゃれポイントがたくさんあります!
後ろ巻きタイプの巻きスカート。緩やかなAラインがきれいです
蝶結びにしているのは巻きひも。ウエストサイズに合わせて結べるので、スカートが自然に体にフィットします。
歩みに合わせてスカートの裾が揺れ、後ろ姿も絵になります。
胸当てを付けるとエプロンスカートになります
買い物や家事が楽しくなりそうなエプロンスカート。木綿地ですから気軽に洗濯できます。
*モデル(身長170cm)が着用しているのはS~Mサイズ。丈は自分のサイズに合わせて作りましょう。
生地提供:CHECK&STRIPE自由が丘店 電03-6421-3200
<巻きスカートの小物>
ニット、スヌード/以上ヨーガンレール、ブーツ/セレナテラ(ホールバイセレナテラ)
<エプロンスカートの小物>
ニットワンピース、ピアス、ピアスフック/以上ヨーガンレール、ブーツ/セレナテラ(ホールバイセレナテラ)
ヨーガンレール 電03-3820-8805 ホールバイセレナテラ 電03-6419-7732
ご紹介するのは、同じ型紙から作れる2枚のスカートです。
巻きスカートはきれいなAライン。
後ろ側で生地を2枚重ねていますから着心地は暖か。
タックやダーツをとってあるので、体に優しくフィットします。
一方のエプロンスカートは、巻きスカートをアレンジしたもので、胸当てを付けたエプロンスタイル。
身幅をゆったりとってあり、写真のように厚手のセーターの上に着ても決まります。
寒い季節にはウール地などで作っても。
好きな素材でオールシーズン楽しんでください
シンプルな形の中におしゃれポイントがたくさん!
2枚のスカートはどちらもシンプルなデザイン。Tシャツやブラウス、セーターなど手持ちの服に合わせやすいので、日常の場面できっと重宝します。
さらに、着心地や動きやすさ、きれいに見せるための工夫も。
細部を見ていきましょう。
【巻きスカート】
巻きスカートの重なり(後ろ)もおしゃれポイントの一つ。裾が揺れて、歩く姿に表情を出してくれます。
ウエストの結び目がアクセント
スカート布に付けた巻きひもを結んで着ます。ウエストの左右にタックを寄せてあるのでスカートが体の線に沿い、はき心地がいいですよ。
小さいポケット付き
小物がしまえるポケットは巻きスカートの右脇に。こんなポーズができるのもうれしいところ。
【エプロンスカート】
重ね着が楽しめるのもエプロンスカートの魅力。遊び心のあるコーディネートで自由に着こなしてください。
エプロンスカートの重ね方は、巻きスカートと同じ。大きな歩幅で歩いても大丈夫。
胸当てひもをループに結びます
取材・作図・文/飯田充代 撮影/中島繁樹 モデル/はな