シンプルだけどオシャレです。「巻きスカート&エプロンスカート」の魅力

定期誌『毎日が発見』で掲載中の「坂内鏡子さんのナチュラルソーイング」より、1つの型紙ベースにして作る「巻きスカート&エプロンスカート」の魅力をご紹介。シンプルな形の中におしゃれポイントがたくさんあります!

後ろ巻きタイプの巻きスカート。緩やかなAラインがきれいです

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蝶結びにしているのは巻きひも。ウエストサイズに合わせて結べるので、スカートが自然に体にフィットします。

シンプルだけどオシャレです。「巻きスカート&エプロンスカート」の魅力 2011_P106_02.jpg歩みに合わせてスカートの裾が揺れ、後ろ姿も絵になります。

胸当てを付けるとエプロンスカートになります

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買い物や家事が楽しくなりそうなエプロンスカート。木綿地ですから気軽に洗濯できます。

*モデル(身長170cm)が着用しているのはS~Mサイズ。丈は自分のサイズに合わせて作りましょう。

生地提供:CHECK&STRIPE自由が丘店 電03-6421-3200

<巻きスカートの小物>
ニット、スヌード/以上ヨーガンレール、ブーツ/セレナテラ(ホールバイセレナテラ)

<エプロンスカートの小物>
ニットワンピース、ピアス、ピアスフック/以上ヨーガンレール、ブーツ/セレナテラ(ホールバイセレナテラ)

ヨーガンレール 電03-3820-8805 ホールバイセレナテラ 電03-6419-7732

ご紹介するのは、同じ型紙から作れる2枚のスカートです。

巻きスカートはきれいなAライン。

後ろ側で生地を2枚重ねていますから着心地は暖か。

タックやダーツをとってあるので、体に優しくフィットします。

一方のエプロンスカートは、巻きスカートをアレンジしたもので、胸当てを付けたエプロンスタイル。

身幅をゆったりとってあり、写真のように厚手のセーターの上に着ても決まります。

寒い季節にはウール地などで作っても。

好きな素材でオールシーズン楽しんでください

シンプルな形の中におしゃれポイントがたくさん!

2枚のスカートはどちらもシンプルなデザイン。Tシャツやブラウス、セーターなど手持ちの服に合わせやすいので、日常の場面できっと重宝します。

さらに、着心地や動きやすさ、きれいに見せるための工夫も。

細部を見ていきましょう。

【巻きスカート】

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巻きスカートの重なり(後ろ)もおしゃれポイントの一つ。裾が揺れて、歩く姿に表情を出してくれます。

ウエストの結び目がアクセント

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スカート布に付けた巻きひもを結んで着ます。ウエストの左右にタックを寄せてあるのでスカートが体の線に沿い、はき心地がいいですよ。

小さいポケット付き

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小物がしまえるポケットは巻きスカートの右脇に。こんなポーズができるのもうれしいところ。

【エプロンスカート】

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重ね着が楽しめるのもエプロンスカートの魅力。遊び心のあるコーディネートで自由に着こなしてください。

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エプロンスカートの重ね方は、巻きスカートと同じ。大きな歩幅で歩いても大丈夫。

胸当てひもをループに結びますシンプルだけどオシャレです。「巻きスカート&エプロンスカート」の魅力 2011_P108_06.jpg

取材・作図・文/飯田充代 撮影/中島繁樹 モデル/はな

 

<教えてくれた人>
ソーイングデザイナー
坂内鏡子(さかうち・きょうこ)さん
1968年、東京都生まれ。ナチュラルな服や小物を数多く発表し、パタンナーとしても活躍。ワークショップやカルチャースクールの講師も務める。著書は『毎日着られる大人服』(ブティック社)ほか多数。

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『毎日着られる大人服』

(坂内鏡子/ブティック社)

この記事は『毎日が発見』2020年11月号に掲載の情報です。

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