必死で探しても、結局なかなか見つからないのが「自分好みの似合う服」。それなら、いっそ「自分だけの服」を作ってみませんか?年間100着以上を手作りする津田蘭子さんの著書『家庭科3だった私がワードローブ100%手作り服になりました。』(ワニブックス)から、簡単で楽しくできる「初めての洋服作り」をご紹介します。
高級な(っぽく見える)クッションカバーも作れる!
服作りにハマる前、私がミシンで初めて縫ったのは小物でした。
元手芸部だったという友人が手作りポーチを作っていて、それに憧れたのです。
最初は友人に教わりながら始めた小物作り。
この時教えてもらったのが、「中表」というテクニックでした。
布の表同士を合わせて縫って、ひっくり返すとあら不思議!
縫い代が内側に隠れちゃう!
もしもあなたが、「中表」も聞いたことがない、というかつての私のような裁縫ビギナーならば、ひとまず簡単な小物を作ってみませんか?
まずはクッションカバーなんていかがでしょうか。
布を3枚、中表にして周囲をぐるっと縫うだけ。
どうです!簡単でしょ?
私はマリメッコなどのちょっとお高い布を表面に使って、裏面は手持ちの余り布を使います。
ダブル幅の布を50cm買えば40cm前後のクッションカバーを3つ作れちゃう!
これなら、季節ごとにクッションカバーを替えてもお財布に優しいのです。
【作り方】
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クッションの一辺をXとして計算。周囲に1cmの縫代をつけて裁断する。布の表側を合わせて、周りを縫う。ひっくり返したら出来上がり!
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普段の暮らしに着回しできる4着の作り方を中心に、全6章で、生地選びからファッションコーデまでを網羅