着なれた「いつもの服」の上だけ替えたり、何かをプラスしてすっきりおしゃれに見える方法を、スタイリストの柿田たみかさんに聞きました。年齢を重ねて、少しゆったりした体形をカバーしながら、自分らしい着こなしを発見してみてください。今回は「スカートのコーディネート」をご紹介します。
地味な着こなしを脱したい 蓬田美津代さん(69歳)
スカートこそ、いつもと違う組み合わせに挑戦
自分の個性や好きなスタイルを表現しやすいのがスカート。
でも年齢を重ねると、古くさくなったり、痛いイメージになりがちなのも事実。
いままで考えなかった組み合わせや、小物、髪型で変化を。
いつものスカートですっきり変身
若作りし過ぎないモノトーンの色合わせなのにチグハグな印象...
色の組み合わせなど、若作りし過ぎないようなスカートスタイルを心がけています。でもどこかチグハグな印象になってしまうのが悩み。
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【After】上半身に季節感を出せばすっきりした大人スカートに変身
ドットスカート/私物 ニット1,240円+税、バッグ3,696円+税/ともにモード ローブ ネックレス11,782円+税/アビステ ウエッジソールパンプス10,000円+税/ダイアナ ウェルフィット
スカート以外のカットソーやバッグ、靴の素材感や季節感を統一することで、主張のあるスカートもなじんで見えます。カットソーの雰囲気に合わせてバッグと靴を選べばうまくいきます。
Point:スカートにない色や素材をあえて選ぶのがコツです
涼しげな雰囲気を重視して上半身の色や素材を選びます。胸元や裾がふんわり広がるデザインですっきり感も出ます。
Point:小物も涼しげに。布地のバッグで季節感を表現します
布地のショルダーバッグなら、気負いなく毎日使えそうです
バッグと靴のテイストを統一することで、スカートの存在感が引き立つ
上半身の涼しさをそのまま引き継いで、バッグもキャンバス地で軽さを出します。ストラップの茶を靴に生かします。
Point:靴も茶系にすると統一感のある雰囲気が完成します
ヒールの高さが不安な人は、足の甲が見える靴にしましょう
バッグも靴も布地にすることで、一気に統一感が出ます。ウエッジソールなら高さがあるので足元もすっきり。
取材・文/下田 雅 撮影/大瀬智和