カラスが島流しに? 動物が裁判・刑罰の対象となった事例【1分でサクッと読める雑学】

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『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』 (近藤仁美/永岡書店)第7回【全10回】

テレビ番組でも活躍中のクイズ作家・近藤仁美さんが集めた珠玉の雑学をご紹介。「ピラミッドの頂上にはカフェがあった!?」「ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる!」など、知ればきっと誰かに教えたくなること間違いなし!『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』に収録の雑学を厳選。ちょっとした話題作りに役立ててみてはいかがでしょうか。

※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。


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江戸時代、島流しになったカラスがいた!

裁判や刑罰は、時折ヒト以外の生き物も対象となることがある。古い時代には、人間にとって害虫とみなされた毛虫や南京虫が有罪となったことがあるし、アメリカでは2020年に警察によって飼い主が殺害されたカバが原告となり(代理人はヒト)、自らの殺処分を取りやめる裁判を起こした。

動物が絡む裁判や刑罰は、日本でも起こったことがある。江戸時代、生類憐みの令で有名な将軍・徳川綱吉が江戸城内を歩いていたところ、その頭にカラスがフンを落とした。大変な不敬だが、将軍自身が生類憐みの令を出しているとあっては、命で償わせることはできない。そこで、問題のカラスを捕まえ、八丈島に流した......のだが、帰巣本能が働いたのか、カラスはたちまち江戸の方向に飛び去って行った。ちなみに、生類憐みの令が出ていた時代には魚介の売り買いも制限されたため、もし綱吉の治世が長く続いていたら、こんにちの日本食の在り方すら大きく変わっていたかもしれない。

 

近藤仁美

早稲田大学在学中にクイズ作家として活動を始め、日本テレビ『高校生クイズ』を15年間担当中。その他、テレビ番組『クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?』、ディズニーチャンネル『ミラキュラス』リアルイベントなど、各種媒体で出題・監修を行う。国際クイズ連盟日本支部長。クイズの世界大会では日本人初・唯一の問題作成者を務め、雑学とクイズの国際的な賞「Trivia Hall of Fame(トリビアの殿堂)」殿堂入り。『クイズ語辞典』などクイズに関する著書の他、『教科書で出会った古文・漢文一〇〇』など長年携わる日本の古典にまつわる著作・講演もある。

※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い!教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。

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