社会運勢学は、単なる占いとは全く異なり、「十干(じっかん)」「十二支」「九星(きゅうせい)」で構成される陰陽五行説です。運勢は、私たちの生活している世の中の動きに大きく左右されるため、社会動向を知ることが開運の第一歩になります。今回は社会運勢学の第一人者、山口知宏さんに2020年の九紫火星の運勢を詳しく解説していただきました。
全ての源は人間関係にあり。家族との関係を深めるとき
【総運勢】日常の中に喜びを見出す
2020年は九紫火星にとって、成果を味わう楽しい一年になる。
これまでの努力が形となり、臨時収入も含めた収入のアップや、パーティーや食事会の誘いも増えるだろう。
その分、予期せぬ出費もあるので、増えた収入の一部は貯金に回すように。
2019年は、忙しさに追われながらも好循環の年だった。
しかし、2020年は何かが欠けていたことに気づく年になる。
いままでは、成果を出すことに必死だった。
例えるなら、人気店の料理人だ。
料理を作り、たくさんの人に喜んでもらって、自分自身も大きな満足感を得る。
ところが、何か物足りなさを感じるのは、自分がその料理を味わう時間がないからだ。
本当の喜びとは、まず自分自身が満たされて、その喜びが周りの人に広がっていくときに得られる。
大きなことに目を向けるより、日常のささやかな出来事に感動できる心を育てていきたい。
そういう意味では、家族や身近な人との人間関係が大事な一年になる。
その半面、トラブルも増えるかもしれない。
そのときは相手を尊重して、自分から歩み寄れば、相手も心を開くだろう。
そのとき全ては好転する。
【家庭運】家族の行事を大切に
2019年はかなりの忙しさで、家族から多大な支援を受けながら人生を大きく飛躍させたことと思う。
2020年はその恩に報いるように、できるだけ家族に尽くしたい。
家族で出かけるなら、ショッピングや食事がおすすめ。
イベントより、普段の生活に密着したことの方が家族の関係を深める。
家で焼き肉をするのも会話が弾む。
2020年は、家庭内の女性が対立してしまいそうだ。
嫁姑や母娘の関係など、九紫火星が当事者である場合は、早めに頭を下げて関係修復に努めるように。
対立の先に見ているゴールは両者同じで、単なるアプローチの違いに過ぎない。
些細な行き違いで感情的になると、思わぬ炎上を招くので、早めに妥協点を探ること。
その点だけ気を付ければ楽しい一年になる。
【健康運】口腔ケアはいまが好機
オーラルケアに取り組むようにしたい。歯の寿命は50~60年といわれ、免疫力が下がると歯周病を引き起こしやすくなるという報告も出ている。
さらに、歯周病は心筋梗塞などのリスクを増大させる恐れもあるので、まめにメンテナンスをして、不具合がある人はしっかり治すように。
また、日常生活では、つまずいて捻挫したり、料理中にやけどをしたり、ちょっとしたけがが多い一年でもある。
車の運転にも十分注意したい。
【おしゃれで開運】
2020年はかわいらしさがテーマ。
淡いシルエットを描くやわらかい服装が魅力を際立たせる。
女性はかわいらしいアクセサリーもおすすめだ。
男女とも、ピンクに挑戦したい年。白髪やグレーヘアにも似合う色なので、上手に着こなしてみたい。
テーマカラー
ピンク、オレンジ
ラッキーカラー
茶、黄
ラッキーフード
タケノコ