「社会運勢学は、単なる占いとは全く異なり、「十干(じっかん)」「十二支」「九星(きゅうせい)」で構成される陰陽五行説です。運勢は、私たちの生活している世の中の動きに大きく左右されるため、社会動向を知ることが開運の第一歩になります。今回は社会運勢学の第一人者、山口知宏さんに2020年の八白土星の運勢を詳しく解説していただきました。
貯めるものと貯められるもの。大きな力に導かれて結実する
【総運勢】実力が試されるとき
ここ数年の高運期の成果が、2020年から2年の間で結実する。
2019年は自ら動き回るのではなく、全体を俯瞰して見る落ち着いた動きになっていたが、再び忙しさが戻ってくる。
運気が強いだけに、実力者や大物のバックアップを得られ、さらには人知を超えた巨大なパワーが運勢の後押しをしてくれる。
しかし、そのパワーを享受するには、それ相応の実力や実績が必要になる。
2020年は実力を蓄えないと勝負はできない。
望む成果を受け取るためには、可能な限り器を大きくする必要がある。
そのために、巨大なダムになる意識を持つといいだろう。
物事がスムーズに進まなくなればストレスを感じるかもしれないが、ダムに水が貯まるように、大切なものが自分の中に貯まってくる。
うまくいかないときほど、人は創意工夫をして、実力もついてくる。
2019年も一定量は貯めることができた。2020年はその蓄積によって前へ進み、早く成果を出したいところだ。
しかし、焦ってはいけない。
大切なのはやたらと動き回らないこと。
一年間、まさにダムのようにどっしり構えていれば、実力も人間力も大きく向上する。
そして、足元にある問題を2020年のうちに処理したい。
それが済んだら、勝負をかけるときが来たのだ。
【家庭運】家族への奉仕がテーマ
2020年は多忙を極める一年。
外食の誘いも多く、家族との団らんが減ることになる。
もともと家族思いの八白土星は、そういった生活に引け目を感じるかもしれない。
だからこそ、休日の家族との過ごし方が非常に大きな意味を持つことになりそうだ。
家族そろって、地域の行事やボランティア活動に参加するのもおすすめだ。
卓越した方に会うと運気が上がるので、夫婦で皇居勤労奉仕に参加するのも意義深い。
また、たまには奮発して高級リゾートに泊まってゆっくりするのもいい。
普段の忙しさが引き金となり、家族から疑惑の目が向けられることもあるかもしれない。
そういった一年にあっては、言葉より、行動で家族への愛を示すことが重要になってきそうだ。
【健康運】体調と体重の管理がカギ
平日は連日忙しく活動することになりそうなので、休日に体のケアを。
また、外食が増えるので体調管理も課題。適度な運動を習慣にすると体調が整う。
ジムに通ってトレーナーを付けたり、ゴルフをする人はレッスンプロを付けるのもおすすめだ。
一年を通じて元気に過ごせそうだが、知らないうちに循環器に負担をかけているから注意。
【おしゃれで開運】
ファッションは、水玉模様に挑戦するのがおすすめ。
フォーマルな場ではアクセサリーの使い方が評価を分けるので、さりげなく高級感が漂うものを選びたい。
男性はストライプ柄のネクタイを上手に使いこなしたい。時計にこだわるのも吉。
テーマカラー
ゴールド、シルバー、パールホワイト
ラッキーカラー
ピンク、オレンジ、茶、黄
ラッキーフード
親子丼