「社会運勢学は、単なる占いとは全く異なり、「十干(じっかん)」「十二支」「九星(きゅうせい)」で構成される陰陽五行説です。運勢は、私たちの生活している世の中の動きに大きく左右されるため、社会動向を知ることが開運の第一歩になります。今回は社会運勢学の第一人者、山口知宏さんに2020年の三碧木星の運勢を詳しく解説していただきました。
自分の可能性を信じ、厳しい冬を耐える。
強い意志を持って問題解決を図る
【総運勢】夜明けを待つ一年
2020年の三碧木星は、3年続く大転換期の最終年を迎える。
9年周期の九星気学のバイオリズムの中で最も運勢が落ちる一年で、季節でいうと冬に当たる。
この落ち込みを「嵌入(かんにゅう)」と呼ぶのだが、三碧木星は比較的軽いとされる星なので、必要以上に不安になることはない。
低運期ながら、2月と5月は運期が高まり、夏至を過ぎれば、心に明るさが戻ってくる。
8月以降は運勢が強さを取り戻してくるので、実質半年の辛抱だ。
出かける気がしないなら無理をせず、家の中での楽しみを見つければいい。
読書をしたり、映画を見たり、身近なところにも心を満たすものはたくさんある。
物事が思い通りに進まなくても焦りは禁物。気分転換に温泉旅行をしたり、外食をしたり、いままで忙しくてできなかったことに時間を使うと、人間関係も深まり、道は開ける。
物事が進まないときだからこそ、問題解決にしっかり取り組みたい年。
だましだましやってきたことや、先送りにしていたことに向き合ってみよう。
霜柱に朝日が当たり、徐々に解けていくように、長年放置して固まっていた問題が少しずつ解けて消えていく。
問題を解決しておくと、厄年が明ける2021年に足を引っ張られず、より大きく飛躍できるはずだ。
【家庭運】家族への感謝を忘れずに
家庭の中でも不穏な空気が流れそうな年。
何もないのに疑心暗鬼になって、パートナーのあらゆる行動が疑わしく思えてしまう。
言葉尻をとらえて責めるような行為に走れば、後々大きな後悔をもたらすので気を付けたい。
相手を信じ、日常の些細なことに感謝し、平穏に過ごすことを心がけよう。
息子がいる場合、さまざまな問題を持ち帰ってくる可能性があるので、日ごろの行動や言動に注意したい。
家庭内に問題を抱えている場合は、解決する絶好のチャンス。
そのまま放置するとトラブルの火種になる。運気を上げるには、家庭内を笑いで満たすこと。
重い雰囲気を打開するには、うどんすきをすると会話も弾んで、家族の笑顔につながるはずだ。
【健康運】冷えから来る不調に注意
一年を通じて風邪を引きやすい。
冷えから体が固まりがちになり、節々に痛みが出そうなので、温泉に行ったり、マッサージを受けるのもおすすめ。
ストレッチやヨガも有効で、体調が整うと同時に若返りも期待できる。
気持ちが上がらないときは、アロマオイルを焚いてみよう。
徐々に心身が整ってくるのを実感できるはずだ。
【おしゃれで開運】
モノトーンが似合う年なので、シックで落ち着いたものを選ぶように。
見えない部分のおしゃれもポイントなので、洋服の裏地に凝ってみたり、新しい下着をそろえるのもおすすめ。
あまり派手ではないシンプルなブレスレットは運気を上げる。
テーマカラー
白、黒、グレー
ラッキーカラー
緑、モスグリーン
ラッキーフード
うどんすき