年の瀬も近づき、お正月のしつらえを始める季節になりました。2019年は手作りのお飾りなどでお正月を迎えてみませんか? といっても、難しいことはありません。ほんの少し手を加えるだけで、どれも個性光るオリジナルに。鏡餅にしめ飾り、ポチ袋に箸袋など、手作りが好きなイラストレーター、絵本作家の堀川 波さんに習います。
前の記事「意外と簡単⁉ 折り紙の要領で作るオリジナルポチ袋2種(2)」はこちら。
アレンジも楽しいのは手作りならでは
お正月のお膳に、紅白の箸袋はいかがでしょう。水引きをあしらえば、ぐっと雅な雰囲気に。「水引きの結び方には本来、それぞれ意味がありますが、蝶結びにしたり、結び切りにしたりと、お膳のイメージに合わせて自由に演出してもいいかもしれません」。
【箸袋の作り方】
1 20 × 20㎝の紙を半分に、さらに半分に折って折り目をつける。
2 写真のように上の両角を三角に折り、左端から折り目通りに折っていく。
3 袋の底を裏に折り上げ、水引きをあしらいましょう。
色違いで用意してもおしゃれです
メインカラーを一色にして食卓を飾るのもシックですが、色違いの箸袋を用意すると、一層、お正月らしさが醸し出されます。
取材・文/橘内美佳 撮影/原 務