話題のグレイヘアになれる!?「シニアのウィッグ体験」最新事情

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定期購読誌『毎日が発見』編集長の鷹取祐子が、日々の取材活動の中で40代半ばの女性として「年を取るということはどういうことか」に向き合う様を、綴っています。今回は話題の「グレイヘア」についてお届けします。

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みなさん、こんにちは。『毎日が発見』編集長のタカトリです。最初に本誌をご照会しておくと、『毎日が発見』は定期購読誌といってご自宅に直送する媒体で、50代以上の女性の方に、医療記事、健康情報、レシピ、手作り、美容情報などをお届けしています。

昨年くらいから話題のグレイヘア。例えば草笛光子さんのようにグレイヘアが似合う方は、前向きで素敵に年を重ねているように感じます。でも、いざ、グレイヘアを目指すとして、いつ、どうやってはじめるのがいいのでしょう? さっそく体験取材してきました。

 

グレイへアになりたい理由...。それは、白髪染めからの開放!?

あなたは現在、白髪染めをしていますか? 染め始めたのはいつごろからですか?

私は30代前半からです。50歳近くの姉がいますが、目立つほど白髪はないので、白髪染めを使っていると聞いたことはありません。一方、私は前髪周辺の白髪率が高いので、毎月の白髪染めが欠かせません。

読者の方から「いつまで白髪染めをすればいいのか...」というご意見をいただきますが、まったくもって同感です。

『毎日が発見』読者の方に、白髪染めについて質問をしたところ、69%の方が白髪染めを使用されていました。

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定期購読誌『毎日が発見』の読者モニターに実施したアンケート2019年1月11日集計
40~90代の女性 有効回答数329名


  

私の場合は美容院で染め、間をカラートリートメントでつないでいますが、自分のケアが不十分なのか、髪がダメージを受けて、前髪の薄毛が進んでいるようにも感じます。

うーん、なにか良い方法は......

そんなある日、親しくしているアデランス広報のN田さんがお誘いくださってんです。

「最近(2019年3月)、グレイヘアのウィッグを発売したので、体験してみませんか?」

渡りに船とはまさにこのこと(?)というわけで、早速、グレイヘアのウィッグ体験に伺ってきました。

ちなみに、同世代の女性編集者に「グレイヘアウィッグの体験に行く」と伝えたら、「自分も白髪染めのハードリピーター」といわれ驚きました。彼女は染めているようには見えませんでした。どんなに仲がいい女性友達とでも、「高齢化する自分」の話題は、そんなにオープンにするネタではないのでしょうか。少なくとも私の周りはそうです。

 

そのような思いを抱えつつ、いざ、グレイヘア体験へ!

ファッションウィッグは1960~70年代、アメリカからミニスカと共にやって来た!

ウィッグといえば、私が20代の頃に結婚式の二次会やちょっとしたパーティなどで愛用していた記憶があります。でも実は、日本におけるウィッグの第1次ブームはミニスカートが流行した1960~1970年代だそう(!)。私が思うよりかなり前からファッションアイテムとして活用されていたことに驚きます。

この頃人工毛のウィッグが登場し、「人毛から手軽な人工毛へ」と新しい時代が始まりました。

そして1989(平成元)年ごろには第2次ブームが到来。

「個人に合わせてウィッグをカットする」ことが始まり、より個性を大切にしたものに進化したんだそうです。さらに、第3次ブームは今からおよそ20年前(1999~2002年ごろ)。厚底ブーム到来とともに低価格帯のものが登場したようです。これらの年代はあくまで目安ということでお願いしますね。いまではウィッグはネット通販などで気軽に購入できるようになりました。

 

「白髪」といっても真っ白じゃない!白髪だけでも何色もある...

さぁ、「レディスアデランス銀座」にやって来ました。

ここは同社の中でもフラッグシップショップの位置づけで、1階ではフォンテーヌという既製品を扱い、2階にはオーダーメイドのレディスアデランス銀座があります。今回のグレイヘアのウィッグは既製品のフォンテーヌのアイテムです。ほかにも体験できるものはないかと、1階にズラリと並んだウィッグから探してみるものの、いざ、となると何が自分に合うのかわからない。今回担当してくださった太田富美子さんのアドバイス...というか、すっかりお任せをして、4つのウィッグに決まりました。

ところで、普段私が通っている美容室でグレイへアについて聞いてみたところ、「白髪は黄色系と青系の2色があるけど、グレイヘアが似合うのは、青系の白髪の人だよ」といっていました。

ところが、実際にウィッグ体験に着てみたら...2色どころか白髪の色の種類はもっともっとありました。太田さんによると、日本人に一番多いのは、黄色みの強い白髪だそうです。

写真を見てみてください。たくさんある中からいくつか選んで撮影してみました。

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ほら!

白髪といってもこんなに色が違います。左から、日本人に一番多い黄色みが強い白髪、ベージュっぽい白髪、グレイがかった白髪、ブルー系の白髪。ブルーはカラーリンスなどで透明感を出しているのであって、真っ白な白は日本人の地毛では珍しいとのこと。

「ある日突然、すべての髪が美しい白髪になることはまずないので、美しい白髪を目指すには、時間もお金もかかります。ご自身の髪の色素も大切です。年を重ねて、ただ髪を伸ばせば素敵なグレイヘアになれる、ということではありません。」と太田さん。

最近のグレイへアの流行を受けて、体験にいらっしゃる方も多いそうですが、理想と現実にショックを受ける方も多いといいます。

「ご自身では、『頭が真っ白だ』と感じていらっしゃっても、実際には、黒髪と白髪が混ざっている方がほとんどです。髪の総量に対して白髪の比率が40%、60%、80%と、人によって異なりますし、白髪の多い場所も違います。人の個性と同じことですから、まずはそれを知って、『どんな自分になっていきたいか』を考えていただくことが重要なんです」(太田さん)

確かに。

私の白髪は日本人ならではの黄色みが強い白髪。ある日から白髪染めを止めたとして、このまま伸ばしたところで、自分の毛だけで、あの女優の方のような美しい白髪の老婦人にはなれそうもありません。

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写真奥にちらりと見えるゴージャスな店内。どれを着用するか、レディスアデランス銀座1階 フォンテーヌコーナーの太田富美子さんに相談中。初めてなので、あれもこれも体験してみたい...。

 
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試着室!?に入りました。ネットで髪をまとめて、太田さんがテキパキとウィッグを整えてくれました

 
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わくわくの初体験。まずは1着目。2019年3月発売のグレイヘアのフルウィッグ(FDW/DF08/W90G)。

 
おおっ!何十年か後の私はこうなるのか!

でも、明日からこのウィッグで編集部に行って何ごともなかったように仕事するのは、ちょっと無理があるなぁ...。

太田さんも「そうです。ですから、グレイヘアを目指すには、少しずつ調整していくことが大切なんです。時間も必要です」とアドバイス。ちなみに、ヘアウィッグをいざ、購入する時には、自身の顔や雰囲気にあわせてカットするなど、整えてくれます。

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後ろから。どうですか? 編集部のみんなに見せたら、好評でした。

 
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2着目。自然なボブスタイルのフルウィッグ(VALAN/VM64/F4)

「今の鷹取さんなら、このウィッグを使用したほうが自然ですよ」(太田さん)

こっちのほうが、今はしっくりくるみたい。これなら周囲も「イメチェンした?」くらいの反応になるような違和感のなさです。これを着用しながら、自分の白髪率を徐々に増やしていけばいいのですね。

続けて「最近、欧米系の外国人の方に人気なのがこれです! 試してみますか?」と体験したのが次の写真。ちょっとコスプレめいてきました...。

 

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3着目。グレイヘア(シルバー)ストレートのフルウィッグ(VALAN別注品・レディスアデランス銀座のみ)

アニメのキャラにでもなったような...。

ちょっと嬉しい、楽しい。

 
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4着目。これ、いいなぁ!気に入った!! ゴールドメッシュショートのフルウィッグ(フォンテーヌ別注品・レディスアデランス銀座のみ)


グレイヘアを目指すこと。それは、自分がどうやって年を重ねるのかを考えることだった!


私が一番しっくり来たのは、最後に着用したゴールドメッシュショートのフルウィッグでした。自分の「10年後」がリアルに想像できたことに何より満足しました。体験中、太田さんが何度もおっしゃったのは、「どういう風にしていきたいか」ということ。将来的にどうなりたくて、日常をどう過ごしたいのか。それによって、フルウィッグにしたり、部分的にしたり、少しずつ白髪を増やしていったり、提案の仕方も変わってくるそうです。

ウィッグの体験取材のはずが、自分の生き方を考える場になるとは...。

将来の自分のイメージがわくと、前向きに自分の年の重ね方を考えられそう! 今回の体験は、とってもいい経験になりました。

最後に、グレイヘアを目指す人に「おすすめしておきたい3か条」を。

 
1 白髪をチェックしてみましょう
自分の白髪を丹念に見てみてください。何色ですか? 

2 ウィッグ体験するとイメージしやすい
自身の20年後、30年後はなかなか考えられないもの。試着してみると一気にイメージがわきます

3 頭皮のケアは欠かさずに
地毛でグレイヘアを目指すなら、髪が丈夫でなければなりません。毎日の頭皮マッサージを忘れずに!


いかがでしたか? 以上、今回の「グレイヘアのウィッグ体験」からの発見でした。またお会いしましょう!

 

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