定期的に聴力検査をする
気づかぬうちにゆっくり進行する加齢性難聴は、自覚する頃には既に悪化していることも多いもの。定期的に耳鼻咽頭科で聴力検査を受け、聞こえ方のチェックをしておきましょう。そして少しでも聞こえにくさを感じるようなら、早めの対策を。聴力を補う器具を上手に用いて難聴の進行を抑制することも重要になります。ちなみに、補聴器は医療機器で、集音器は音響機器ですが、両者の機能はとても似ています。ただ補聴器は高額なのと、耳鼻咽頭科の指導のもと満足な聞こえになるまでトレーニングする必要があるなど、若干ハードルが高いのも事実。最近は雑音を減らすことでクリアに聞こえるなど、優秀でリーズナブルな集音器も発売されているので、すぐに使いたい場合は集音器で聞こえをサポートしてあげるのもおすすめです。
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加齢が原因の加齢性難聴は、誰でもなる可能性があるもの。少しでもそのリスクを減らすため、今のうちからケアしておくことが大切です。日頃の生活習慣に気をつけることで、将来の聞こえをできるだけ確保したいものですね。
取材・文=酒詰明子 イラスト=チョッちゃん
【編集部おすすめ】
「聞こえづらいかも?」と思ったら
すぐに使えるデジタル集音器&お手元テレビスピーカー
歳を重ねたとき、聞こえづらくなったような気がしても、「少しくらいなら大丈夫」「歳を取ってきたんだからこれくらい当たり前」「補聴器のハードルが高い」と思ってしまう人も多いもの。でも、そのまま聞こえづらさが進んでしまい、生活の質が落ちたり、場合によっては危険なことも。
そんな人にぜひおすすめしたいのが、すぐに使えるデジタル集音器「femimi」とお手元テレビスピーカーの「快テレ君」です。
これらは元音響メーカー・パイオニア出身の、「音のスペシャリスト」たちによって設立された「オトモア株式会社」のもの。
"耳あな型"デジタル集音器「femimi(フェミミ)デジタル集音器(VR-M700)」は、最大約125倍まで音を増幅させることができ、雑音を抑制し人の声を聞きやすくしてくれる「フェミミ効果」で相手の声をよりクリアに聞き取れます。片手で簡単に操作でき、本体も19gと軽量。
操作も簡単で、必要な時にすぐに使えます。シャンパンゴールドのやわらかな印象も嬉しいところ。