スマホ老眼は20代から発症! 遠くのものもぼやけて見えます/「ツボ押し」で目の不調を解消

pixta_29690432_S.jpgスマホやPCの見すぎで、目のトラブルを抱える人は年々増えています。

本書『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる! 』では、近視・老眼・疲れ目・ドライアイなどの目の悩みを解消する「ツボ押し」法を紹介。
休憩時間などの空き時間に「ツボ押し」して、ツライ目の悩みを解消しましょう!

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前の記事「1週間のうち1日はパソコンなどを使わない日を作る/「ツボ押し」で目の不調を解消(6)」はこちら。

 

若年性老眼やスマホ老眼になるしくみ

~スマホの使いすぎなどで、若くても"老眼"になります~

普通、老眼は40代頃から始まります。本来ならば、20代や30代という若い世代の人にとって、老眼になるのはまだまだ先のはずです。しかし、パソコンやスマートフォンの使用で目に負担がかかり、視界がぼやけたりピントが合いにくくなったりと、老眼の症状に悩む若い人が増えてきています。

若い世代の老眼現象には、「若年性老眼」と「スマホ老眼」があります。若年性老眼は、一般的な老眼現象が若い年齢で起こること。対してスマホ老眼は、スマートフォンの長時間使用が原因で起こる、一時的な老眼現象です。どちらも毛様体筋が関連して起こりますが、改善法はそれぞれ違います。

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目の酷使が老眼年齢を早める

加齢による老眼は、目の経年変化で水晶体が硬くなり、毛様体筋を酷使することで伸縮がうまくできなくなるために、ピントが合いにくくなります。そのため、遠くはよく見えるのに、近くは見えづらいのが特徴です。

若年性老眼の場合も、老眼が起こるしくみと現われる症状は、一般的な老眼と同じです。ただ、一般的に老眼が現われる年代よりも早くなったということです。

毛様体筋の酷使はパソコンやスマートフォンによるところが大きいですが、経年変化は食生活や生活習慣の積み重ねが大きく関連しています。抗酸化作用のある栄養素を摂るように心がけ、若年性老眼を予防しましょう。

若年性老眼の場合は、眼精疲労の予防のためにも、近くのものを見るときは老眼鏡をかけることをおすすめします。もし、両目のレンズの度数が同じ老眼鏡を使用する場合は、遠用コンタクトレンズ(ピントを遠くに合わせたもの)で両目の視力を合わせた状態にしてから、かけること。両目の視力のバランスが悪いままだと、老眼が進行する可能性があるので気をつけましょう。
 

スマホの使用はできるだけ控え、目のケアを

「スマホ老眼」は、その名のとおり、パソコンやスマートフォンなどを長時間使用することで毛様体筋が衰え、ピント調節機能が低下して起こります。近くのものだけでなく、遠くのものもぼやけて見えるのが特徴です。

発症する年齢は20代からで、若年性老眼よりも若い世代から起こります。
スマホ老眼の場合は、老眼鏡をかけても症状は改善しないので、まずは生活習慣の見直しが必要です。スマートフォンなどの使用時間を短くすること。1時間に1回は目を休ませる必要があります。ツボを押す、目薬をさす、目に蒸しタオルをのせるなどして、目をケアしましょう。

 

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森岡清史(もりおか・きよし)

医学博士。吉祥寺森岡眼科院長。浜松医科大学医学部卒業後、東京大学大学院医学系研究科にて網膜色素上皮細胞の研究(微細形態)に従事。東京大学大学院を修了。医学博士取得。日本眼科学会眼科専門医に認定。東京医科大学病院眼科勤務、田無第一病院(現・西東京中央総合病院)眼科医長を経た後、吉祥寺森岡眼科を開設。全国でも数少ない眼精疲労治療室を併設して、東洋医学の考え方を取り入れた専門的な治療にもあたっており、今までにのべ15万人以上の患者を診てきている。

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『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる! 』
(森岡清史/KADOKAWA)


中高年の老眼はもちろん、スマホなどの普及で目にトラブルを抱える人は年々増加しています。現代人が抱える近視・老眼・疲れ目・ドライアイなど目の悩みを解消する「ツボ押し」法をメインに、名医がわかりやすく解説。ひと目でわかるツボ押しマップ付き。

この記事は書籍 『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる!』からの抜粋です

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