スマホやPCの見すぎで、目のトラブルを抱える人は年々増えています。
本書『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる! 』では、近視・老眼・疲れ目・ドライアイなどの目の悩みを解消する「ツボ押し」法を紹介。
休憩時間などの空き時間に「ツボ押し」して、ツライ目の悩みを解消しましょう!
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前の記事「スマホ老眼は20代から発症! 遠くのものもぼやけて見えます/「ツボ押し」で目の不調を解消(7)」はこちら。
老眼に効くツボ
~目の症状のほか頭痛も緩和します~
若年性老眼やスマホ老眼は、毛様体筋に負担がかかっている状態です。すると、目の症状のほかに片頭痛なども起こりやすくなります。
耳のまわりや側頭部にある、翳明(えいめい)や懸釐(けんり)、懸顱(けんろ)は、目の症状や疲れのほか、頭痛にもよいといわれています。また、太陽(たいよう)は、老眼はもちろん、眼精疲労や目の奥の痛み、目の疲れによる頭痛など、目の症状全般に有効な万能のツボです。そのため、太陽と組み合わせて、ほかのツボを押すと効果的です。
これから紹介する5通りの組み合わせのうち、とくに押して気持ちがいいものを3つ組み合わせて、習慣にしましょう。
押す時間:3秒
回数:左右ともに5回
押す時間:3秒
回数:左右ともに5回
押す時間:3秒
回数:左右ともに5回
押す時間:3秒
回数:左右ともに5回
次の記事「老眼の進行を防ぎたい! それなら抗酸化作用が高い栄養素がおすすめです/「ツボ押し」で目の不調を解消(9)」はこちら。
森岡清史(もりおか・きよし)
医学博士。吉祥寺森岡眼科院長。浜松医科大学医学部卒業後、東京大学大学院医学系研究科にて網膜色素上皮細胞の研究(微細形態)に従事。東京大学大学院を修了。医学博士取得。日本眼科学会眼科専門医に認定。東京医科大学病院眼科勤務、田無第一病院(現・西東京中央総合病院)眼科医長を経た後、吉祥寺森岡眼科を開設。全国でも数少ない眼精疲労治療室を併設して、東洋医学の考え方を取り入れた専門的な治療にもあたっており、今までにのべ15万人以上の患者を診てきている。
『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる! 』
(森岡清史/KADOKAWA)
中高年の老眼はもちろん、スマホなどの普及で目にトラブルを抱える人は年々増加しています。現代人が抱える近視・老眼・疲れ目・ドライアイなど目の悩みを解消する「ツボ押し」法をメインに、名医がわかりやすく解説。ひと目でわかるツボ押しマップ付き。