「動ける体」でいるために整形外科医・中村光伸先生がやっている朝の習慣3

日々多忙な医師の方々は、どのように元気をキープしているのでしょう? その秘訣はどうやら朝の過ごし方にありそうです。今回は整形外科医の中村光伸先生(58歳)が実践している朝活についてお話を伺いました。

【前回】眼圧の健康保持に朝は水のちょびちょび飲みを! 眼科医・平松類先生の朝習慣

筋力と体力の維持に
ストレッチ&筋トレ

筋肉を維持・強化して動ける体で居続けるために、まずは体をほぐしてストレッチ。

そして軽い筋トレを行います。

筋トレは、腹筋と腕立て伏せを各々30回程度ずつ行うようにしていますが、大事なことは回数ではありません。

筋肉を意識しながら、ゆっくりと行うことです。

体を動かした後は、10分ほど日光浴をして体内時計をリセットします。

体のコンディションを整える
シャワー&保湿

筋トレをした後には、体をさっぱりさせるためにシャワーを浴びます。

シャワーが済んだら全身を保湿しますが、このときにリンパの流れる方向に沿ってマッサージをしながら保湿剤を塗るようにしています。

保湿剤は、特に決まったものはありません。

体が潤うだけでなく、血行も良くなって、心地よく朝をスタートできます。

栄養バランスを考えた
自家製野菜スムージー

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朝食は栄養バランスと筋肉量維持のため、野菜スムージーとヨーグルト、肉入り野菜スープが定番です。

スムージーは、バナナ1/2本、りんご1/2個、小松菜1株、ブロッコリー1房(直径5cm程)、にんじん1/3本、季節のフルーツ少々に、豆乳と水を100mlずつ加えミキサーで攪拌。

1日約300mlほど飲んでいます。

昼活・夜活におすすめ習慣
「ひざコツコツ」骨たたき

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骨の健康維持には、1日1分間・100回の骨たたきを。

いすに浅く腰かけて背すじを伸ばし、ひざは90度に曲げて座ります。

その状態で、ひざの上あたりをこぶしで交互に叩きましょう。

叩いた振動が足裏まで抜ける程度の力で行います。

取材・取材・文/寳田真由美(オフィス・エム) 撮影/米山典子 スタイリング/片野坂圭子 モデル/丸山佳代(SPLASH)

 

<教えてくれた人>

光伸メディカルクリニック院長
中村光伸(なかむら・こうしん)先生

医学博士。整形外科医の知見から、骨の仕組み、体の動かし方を生かした骨トレーニングを提唱。著書に『医者が考案した 骨粗しょう症を防ぐ 1分間骨たたき』(アスコム)など。メディアにも多数出演。

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この記事は『毎日が発見』2023年7月号に掲載の情報です。
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